すでに8月ですが衣替えということで、モンベルさんのO.D.アノラック(ウインドブレーカー)をO.D.ベースクリーナー(洗濯洗剤)で洗濯してみます。
アノラックを購入してまだ1年も経っていませんので、撥撥水剤を使った処理は行わず、アイロンによる撥水性能の回復だけにしておきます。
撥水素材POLKATEXを使用した製品(O.DジャケットやO.D.パーカなど)ならば、同じ方法で洗濯できると思います。
手順はモンベルさんにメールで確認した方法ですが、私の見解も入っています。自己責任でお願いします。
必ず洗濯する人本人が商品実物についているタグなどから、洗濯表示記号や洗濯方法を確認して適切な洗濯をしてください。
よろしくお願いします。

O.D.アノラックの洗濯方法を商品のHPとタグで確認しておこう
洗濯の前に必ず洗濯方法を確認してください。
洗濯方法の確認
- モンベルさんのオンラインショップ>O.D.アノラック>お手入れ
- アノラックの衣類についているタグ
洗濯表示タグを確認すると、
- 洗濯水は40度まで、洗濯機は弱コースで。
- 塩素系(及び酸素系漂白剤)は禁止。
- 乾燥は日陰のつり干し。
- 撥水加工のアイロンがけ(当て布をする)は110度でスチームなしで仕上げる。
- 生地の性質として絞ってはダメ。
と、なっていました。
それと、モンベルさんに確認したところでは、『柔軟剤は使用しないでください』とのことでした。
衣料品の販売会社に洗濯方法をメールで問い合わせると、必ずといっていいほど「洗濯表示タグに従ってください」と言われ、そのあとに詳しい洗濯方法や手順を教えてくれます。
O.D.アノラックを洗濯機で洗います
今回は洗濯機で洗います。
洗濯の前に
- 服に汚れが特にひどい部分やシミがないかしっかりと確認しておきましょう。
汚れがひどいところは直接洗剤を塗布して洗います。 - 霧吹きなどで水をかけるなどして、洗濯前に撥水性能を確かめておくと良いでしょう。
O.D.アノラックの洗濯の手順
私のアノラックは購入してまだ1年もたっておらず、撥水機能も十分にあるため、撥水加工はアイロンがけ(熱処理)のみにしておきます。
1:洗濯
- ファスナーやベロクロは閉じてからネットに入れて洗濯します。
ベロクロをしっかり閉じておかないと…ホコリや糸くずがベロクロに絡みついて取れなくなってしまいます。
ネットには、衣類を折りたたむ時に、袖口や首回りを内側に押し込んで入れると、その部分の汚れが落ちにくいようです。私の場合はネットと接するようにしました。 - 洗剤のボトルはしっかり振って撹拌してから使うこと!
洗剤はO.D.メンテナンス ベースクリーナーを使いました。使用量はラベルに書いてあります。30Lの水で洗うので30ml(キャップ4杯)を投入しました。 - 洗濯機のコースは『弱』でおこないます。
私の家の洗濯機は『弱』コースがないので、ドライ(コース)になります。
ドライは弱すぎるので、水はぬるま湯にしました。
本来なら手洗いの方が汚れは落ちるし、衣類も傷みにくいです。
2:すすぎ
すすぎをしっかりして洗剤を落としておかないと、撥水性を低下させるようです。標準より長めにしましょう。
3:脱水
モンベルさんにメールで確認したところ、O.D.アノラックは脱水機を使うことが可能です。
脱水は生地を痛めるので、1分間だけにしました。
洗濯が終わったらネットからすぐに出して干さないと、シワになりますよ…。
4:日陰つり干し
紫外線のダメージを防ぐために日陰でハンガーにかけ、つり干しして自然乾燥させます。
干す前に、パタパタさせるなどして、ある程度シワを伸ばしてね。
5:熱処理
当て布をしてアイロンがけします。熱処理を行うことで撥水性能を回復させます。温度は110度(弱)にしてスチームは使いません。
直接衣類にアイロンを当てないこと。
今回は乾燥させてから熱処理を行いました。
洗濯終了
洗濯後の効果はというと、もともと汚れていないのでわかりませんでした。洗剤の匂いもしません。
洗濯が終わりました
洗濯が完了し、クローゼットにハンガーがけでしまっておきました。
次回の洗濯は来年の今頃かな?
次は撥水性能を確かめてから、撥水剤を用いて洗濯したいと思います。
以上で、”O.D.アノラックをO.D.ベースクリーナーを使って洗濯”を終わります。