「カレーもいいけどハヤシもね」ということで、今回はハウス食品さんの『ハウス ザ・ホテル・ハヤシ』をいただきました。
伝統ホテルの料理長がつくったような(←ここがポイント)ハヤシライスがレトルトパックで近所のスーパーに売っています。
私の住む地域のスーパーなんかでは、たまにセールで1つ100円+税で売っています。今回もそれを買ってきました。
ハッシュドビーフとハヤシライスの違いは?
ハッシュドビーフ(hashed beef)という名前は、古いイギリス料理のレシピとして文献に出てきます。当然ながら、ライスにかけて食べません。
今日、日本で食べられているデミグラスソースを使ったり、小麦粉で”とろみ”を演出したりするハッシュドビーフは、日本で生まれた西洋料理です。
欧米のハッシュドビーフと日本のそれは、歴史的に明確な繋がりがあるかどうかはわからない。
(ちなみにWikiによると、Hashed Beef というイギリス料理は、英語圏においても現在はほとんど認知されておらず、提供する店もみられないとのこと。)
では、ハヤシ(ライス)って何よ?って話ですが、時系列からいうと、ハッシュドビーフ(英語圏)→ハッシュドビーフ(日本)→ハヤシライス(日本)といった登場順になっています。
日本で生まれたハヤシライスとハッシュドビーフの材料や作り方に、明確な違いはありません。
今日、ライスにハッシュドビーフをかけて食べるのがハヤシライスという認識になっています。
“Hashed”という意味は、”細かく切ること”。では、”ハヤシ”の意味は?
これもはっきりとわかっていないようです。
ハッシュドビーフが訛った、ハヤシという人が作った、「はやす=細かく切る」という古い言葉が変化した、などといろいろな説があるようです。
▼ ハウス食品さん、恐るべし。
現在広く知られているハッシュドビーフは、外国料理の技法を元に明治時代に成立した日本の洋食である。 ハヤシライスの別名あるいは英訳として一部のレストランでのみ使用されていたこの名称が一般に浸透したのは、1989年(平成元年)にハウス食品から「ハウス ハッシュドビーフ」という商品名のハヤシライスルーが発売されて以降のことである[1]。
Wikipedia:ハッシュドビーフ
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハッシュドビーフ
最終更新 2018年1月21日 (日) 00:08
ようやく実食!上品な甘さが目立ちます
野菜不足なので食べたかったのですが、金欠中ゆえに水だけで我慢。カレーやハヤシライスには水が一番合いますね。(強がり)
パッケージ表面に、『特製 デミグラソースと焦がしバターの深いコク』と書いてありますが、私のような味音痴には焦がしバターの存在をつかみきれませんでした。深いコクも。
カレーのような香辛料のパンチがほとんどないので、甘さが前面に出ています。この甘さにこだわっているのか、上品な甘さに仕上がっています。
ただ、このデミグラソースが主体の味では、牛肉や野菜の大きな塊がゴロゴロと入っていないと、物足りなく感じます。
ホワイトソースを少しかけたら、もっとコクが出るかな?価格が安いので、無理な話ですが…。
文句ばっかりですが~すみません、美味しかったのでしっかり完食しましたよ。
総 評:甘くて美味しいけど、ちょっと物足りない…。
最近レトルトのカレー食が続いていたので、久しぶりハヤシライスを頂きました。格安のハヤシライスのレトルトをたまに食べるのですが、やはりハウスさんの『ハウス ザ・ホテル・ハヤシ』は一味も二味も違います。
甘さに品があります。
ただ、物足りない感がどうしてもあります。
ビーフシチューを薄めて具を無くした感じ…。野菜や肉を足し入れたら満足できそうです。
レストランではなく『食堂』で、初めてハヤシライスを食べました
私が10代後半の頃に、友人が「カレーに似てるから食べてみて」ということで、初めて食べました。
カレーと思って一口食べてみると、違和感が半端なくて不味かったという思い出が…。
量も多く、無理に食べて体調を崩してしまいました。
それから十数年、最近は味になれて、ようやく美味しいと思うようになりましたよ。
それにしても一度くらいは、本当にリッチなホテルで出てくるような豪華なハヤシライスを食べてみたいですね。
以上です。読んでくれてありがとうございました。