デッドクリフ:途中で見るのが嫌になりました。なぜなら…【レビュー】

デッドクリフという映画

名優 シルヴェスター・スタローン主演の『クリフハンガー』の題名をパクったと思われる邦題ゆえに、きっとB級映画なんだろうなあと思って見ていたら、まあやっぱりそんな感じでした。

原題はフランス語で『VERTIGE(目まい・高所恐怖症)』で英題は『High Lane』。2009年のフランス映画です。

※『cliff=クリフ』は絶壁・がけ / 2011年日本公開

デッドクリフ:あらすじとレビュー

高校時代の友人が久々に集まって『立ち入り禁止』の看板を無視して山に入り、ハイキング感覚でロッククライミングを始めます。

そして、「怖い・ダメ・ダメ」というのを一人連れて絶壁をガンガン進んでいきますが、「つり橋」が落下して引き返せなくなるという事態に。不安と不信と恐怖の中、仲間が一人一人と消えていきます…。

以下、ちょっとネタバレありのレビューとなります。

デッドクリフのイラスト
イラスト:おフランス太郎

始まりは集合写真…

物語冒頭の登山前、同窓生5人組のみなさんはにこやかな笑顔で集合写真を撮ります。

あっ…皆さん帰ってこれないのか…。

南無。でも、リーダー格の兄ちゃんの彼女だけは生きていてほしいな。色白美人だし、いい人っぽいし、すごくタイプです。

彼女の名前は、モード・ワイラー。フランスの女優さんです。検索してね。

数秒で惚れました。

つまらなくても最後まで観よう。

そういえば、中学の頃にワンゲル部に入っていた私ですが、山に登る前に集合写真を撮ったことないですね。大抵は山の頂上や連泊最終日のキャンプ場でした。

まあでも、今の人ってどこでも写真パシャパシャとるし、映画ですし。

第一のお約束「つり橋」…

半袖短パンという軽装で登山禁止区域を進んでいく一行の前に、超高くて足場の不安定な「つり橋」が…。

モード・ワイラーさん(役名は忘れました)が最後尾。嫌な予感…。

ワイラーさんを残して、橋を渡すロープが切れますが、間一髪で渡り切ります。でも、お調子者の彼氏と「怖かった~ん」とばかりに抱き合う始末。ちょっとジェラシーですがまあいいです。なぜなら、この後…彼氏は…。

第一の被害者は、やっぱりお調子者…

高いところが「怖い・ダメ・ダメ」のお兄ちゃんが絶壁で宙づりになっている頃、リーダー格のお兄ちゃんは、殺人鬼が仕掛けた『足をガッチャンする罠』に引っかかってしまい、どこかへ連れ去られてしまいます。

その後、みんなに発見されますが、そこで絶命…。

そらそうよ。

立入禁止だとわかっていて山に入っていったし、お調子者だし、こいつのせいでみんな大変な目に…。映画を見ている人はみんなそう思ったことでしょう。モーラーさんには悪いが、これも人生。

山登りパートはここまで。殺人鬼の匂いがプンプンとしてきましたよ。

えっ!? うそっ、第二の被害者は…

リーダー格のお調子者がいなくなって、今度はモーラーさんがみんなを勇気づけて孤軍奮闘します。かっこいい。主役は彼女でいいんじゃないの?

この映画って主役ははっきりしないんですよ…。トラウマがあるもう一人の女性ってわけでもないし、殺人鬼でもないし…。

が、しかし、日は沈んで雨の中。モーラーさんは何者かに

あっさり、ぐっさり

とやられてしまいます…。

えっ!?

私の中でエンドロールが流れましたよ。一番いい子がやられてしまった…好きだったのに。

もう見る気無くした…。

お話はまだ途中ですが、見るのが嫌になりましたよ。残りの人たちはどうなろうと知ったことではありません…。

しかし、でもまだ物語も中盤なので…ひょっとしたら、

生き返るかもしれない。

そう期待を寄せながら最後まで観ましたが、残念ながらそうはならず。冒頭のニッコリな集合写真がすべてだったようです。

というわけで、物語の顛末は皆さんで確かめてください。せっかくなので一つだけ言っておくと、

みんな帰ってこれません。

総 評:そこそこ面白かった

主役の女性や殺人鬼が前面に出ないので物語がわかりにくいですね。でも、中だるみすること無く最後まで見れましたよ。モーラーさんがかわいかったし、結構怖かったし。

及第点です。

そういえば、レビュー書いてて思いだしたんですが、公開当時、「山登りの映画だと思って見ていたのにサイコな殺人鬼がでてきた」って話題になってましたね。予告編のほとんどは冒頭の山登りの部分だけですから、そう思っても仕方がないかな。


山登るのに半袖短パンで大丈夫なのかなって思います。でも、富士登山したときに半袖短パンの白人さんをけっこう見かけましたよ。なかにはタンクトップの女性も…。そんなものなのかな。

以上で、映画『デッドクリフ』のレビューを終わります。