本物やレプリカのECWCSパーカーと違って、薄手のナイロン生地で軽量化し、シルエットをややタイトに変更した製品です。
真冬に着るには厚着しないといけないので、春秋のちょっと寒い日にサッと羽織れるジャケットかと思います。
タイトなシルエットがカッコいいのと、薄いナイロン生地なのでゴワゴワしておらず、本物やレプリカと違ってごつくありません。
ちなみに私は、間違ってLサイズを購入。174cm、65Kgの体格にはデカすぎました。Mサイズでジャストぐらいでしたね…。
それでは、外見から見ていきます。
- アメリカ陸軍が1980年代に開発した、拡張式寒冷地被服システム(Extended Cold Weather Clothing System)のこと。いわゆる、ミリタリージャケットですね。
- 極寒の中でも適切な環境保護を維持することを目指して作られています。
ECWCS ライトウエイト ソフトシェルパーカーの外見
この「ECWCS ライトウエイト ソフトシェルパーカー」は薄いナイロンを使っています。また、シルエットはタイトに作ってありますので、スマートに着ることができます。案外、日本人の体形に合っているかもしれません。
ただ、ナイロンの生地自体にあまり通気性がないので、運動時にこれを着ると、汗がドバっと出てかなり不快になってしまうかも…。
ざっとこんな感じです。
それでは、この「ECWCS ライトウエイト ソフトシェルパーカー」の良いところとそうでないところを詳しくまとめてみたいと思います。
ECWCS ライトウエイト ソフトシェルパーカー の良いところ
- タイトなシルエットがカッコいい
- 腕下のベンチレーション
- コンパクトにたためるので、持ち運びがしやすい
タイトなシルエットがカッコいい
ECWCSの本物やレプリカと違ってやぼったくないのがいいですね。
ただ、腕周りが太すぎるかな?
腕下のベンチレーション
安価な商品にはついていないジッパータイプのベンチレーションを採用。体内に蓄積した「熱」や「蒸れ」をここから放出してやります。
ただし、脇下までベンチレーションが伸びていないので、過信は禁物。
コンパクトにたためるので、持ち運びがしやすい
ECWCSの本物やレプリカと違って、とにかく小さくたためます。春秋の急に気温が下がる日に備えて、鞄の中に入れておいてもいいかも。
ECWCS ライトウエイト ソフトシェルパーカー のそうでないところ
- フードの作りが悪い
- 生地はただのナイロン
- 風のある日は、シルエットが崩れる
フードの作りが悪い
ファスナーガードがついているのは良いのですが、着用するときは前面のジッパーを最後まで上げないと、フードの縫製の汚い作り(特にAの部分)が目立ってしまいます…。(私の持っているものだけかもしれませんが。)
全体的に縫製は汚いのですが内側なのでわかりません。しかし、フードの縫製は外から見えてしまうので、ここは何とかしてほしいところ…。
よくできた商品なのに、かなりのマイナスポイントですね。
生地はただのナイロン
インナーを調整してやると真冬でも寒くないです。ただ、通気性のあまりない普通のナイロン生地を採用しているので、運動すると汗が止まりませんよ…。
機能性や快適性を重視したいのなら、アウトドア用の軽量コンパクトジャケットを選んだ方がいいかもしれませんね。
真冬にこのパーカーの下に沢山服着込んでバイクでショッピングモールへ。
走行中は全く寒くなかったのですが、バイクを降りて暖房の効いたショッピングモールの中に入った途端、一気に汗が噴出しました…。
ベンチレーションもほとんど意味がなく、汗が引くまでパーカーを脱ぎました。
風のある日は、シルエットが崩れる
生地がペラペラで軽いのはいいのですが、風のある日はシルエットが崩れます。特に腕がダボついていて、風のある日はバタバタとなびきます。
まとめ:前面ジッパーを最後まで上げきって着用するなら有り
普通のウインドブレーカーよりも見た目はカッコイイのはよいのですが、やはり首回りの縫製が最悪…。
首までジッパーを上げきると、縫製の汚さがあまり目立たなくなりますので、そうして着るならおススメしたいです。