30分ほどプレイしてみての感想第一弾は「待ち望んでいたほど面白いのかなこれ?」といった感じ。
でも、VR とリズムゲームはやはり相性がいいのか、ちょっとした中毒性があって、しばらくはハマりそう。
CAMPAIN モードを中心に、遊び方の解説を少しと、レビューをしてみたいと思います。
PSVR・BeatSaber:斬り捨て御免!遊び方の基本
PlayStation Move が2本必須となります。コントローラーには対応していません。
遊び方は簡単。
両手に持った2本の Saber(剣 = PlayStation Move)で、画面奥から流れてくる「ノーツ」(ブロック)をリズムに合わせて斬りつけ、ビートを刻みます。
ノーツは、左右どちらの Saber を使うのか、どの方向から斬るのかが決められています。
「サーベル」で「ノーツ」を斬(き)る!
赤い「ノーツ」は赤い「Saber」で。青い「ノーツ」は青い「Saber」で。そして、斬る方向は決められています。
「爆弾」や「壁」は回避する!
ノーツではない「爆弾」は、斬ってはいけませんし、流れてくる「壁」は、頭を左右に移動したり、しゃがんだりして(ヘッドセットを動かして)回避します。
ノーツを切るだけでは単調なゲームシステムなので、「壁」や「爆弾」は、良いアクセントになっているのではないでしょうか。
3つのゲームモードが用意されています
- CAMPAIN
- SOLO
- PARTY
起動時に身長の調整は忘れずに
そんなに変わらない感じもしますが、ゲームがシビアになってくるとプレイに影響が出てくると思います。プレイ前の調整は忘れずに。(上記画像の『FLOOR ADJUST』から)
それから、PSVR のコードに腕をひっかけないようにしてからプレイしてくださいね。腕をガンガン振るので危ないですよ。
1:CAMPAIN モード
用意されたステージを順番にクリアしていくモード。最初は簡単ですが、ドンドン難しくなっていくので、初心者が腕を上げるにいいのではないでしょうか。
ゲームをクリア(MISSION COMPLETE)する条件は?
各ステージによってクリア条件が異なります。
- SCORE
ノーツをうまく切って点数を上げる - COMBO
連続でノーツを斬った数 - HANDS MOVEMENT
Saber を振った総距離 - MISS
カットせずにスルーしたノーツの数 - BAD CUTS
ノーツのカットする方向や色違いの Saber でノーツをカットした回数
上記のそれぞれの値が 指定された Min(以上)・Max(以下)に合えば、MISSION COMPLETE となります。
▼ 例えば、「HANDS MOVEMENT Max160」の場合、Saber を振った総距離が160m以下なら、ゲームクリアとなります。
「ノーツ」の斬り方によって、SCORE(点数)が違う!
わたしは、素早く Saber を振ったら良い点数が出るのかと最初は思っていましたが違うようで、
- ノーツの中心を斬ること>最大30ポイント
- Saber を90度(以上)振り下ろしてノーツを斬る>最大70ポイント
- 2.からさらに60度(以上)振り切る>最大10ポイント
というのが、点数の稼ぎ方になります。
2・3:SOLO と PARTY モード
SOLO は、一人で遊ぶモード。難易度やプレイスタイルを変えて遊ぶことができます。PARTY は、ローカルでスコアを競い合います。
PSVR・BeatSaber:斬り捨て御免!レビュー
素晴らしい出来です。ただ、不満点もいくつかあります。そこのところをレビューしたいと思います。
日本語ローカライズされていない?
いざゲームを始めてみると、すべて英語…。
日本語に変更する設定でもあるのかな? と思って調べてみたのですが、残念ながら英語オンリーのようです。(2019/4/6 現在)
ゲームプレイ自体に言語は関係ありませんが、とくに設定画面がいまいちよくわかりませんね。
サーベルでノーツを斬る!
一般的なリズムゲームの「叩いて(押す)リズムをとる」から「斬ってリズムをとる」というアイデアがいいですね。VR でなければできない発想です。
楽しい! 面白い!
ノーツをサーベルでスパッと斬る爽快感と、適度に体を動かした後の心地よさ。
やはり、リズムゲームと VR は相性がいいな、と感じました。
ただ、私の場合は、すぐに飽きてしまいました…。その理由をちょこっと書いて終わりにしたいと思います。
飽きる主な理由は2つ…
その理由の一つが、BeatSaber で用いられている音楽のジャンルです。
イメージで言うと、超絶 LED 電飾車から漏れ聞こえてくる重低音のそれって感じで、このジャンルの音楽になじみがないと、すべて同じような曲に聞こえると思います。
それに、爽快感のあるキャッチーな楽曲は、あまりありません。
そしてもう一つの理由は、ストーリー性がないこと。
やはり、アドベンチャーゲームや RPG ゲームのように、問題を解決していくストーリーがないと、達成感をあまり得られません。
PC版との違い
ハードウエアの違いからくるプレイ体験の話は置いといて、ソフトウェアの話をしておきます。
PC と PSVR 版の主な違いは、この2つ。
- PSVR 版は、MOD が利用できません。
- 曲数が違います。
MODとは、ツールやプラグインを用いてソフトウェアを『改造』したり、機能を『追加』したりすることができるユーザー製のデータやファイルなどのことです。
たとえば、Beatsaber PC 版の MOD には、曲(譜面)を追加できるものや、アバター(キャラクター)を表示できるようにするものがあります。
その他の PSVR リズムゲーム
BeatSaber を遊んでみて、気に入ったのなら、他の PSVR 用リズムゲームでも遊んでみては。
Airtone
画面奥から流れてくるマーカーに合わせて、両手に持った PSMOVE でリズムをとります。
キャッチーで誰にでもわかりやすい曲ばかりなのと、ストーリーがあるのであまり飽きずに楽しめます。
ちなみに、わたしは、BeatSaber よりも Airtone の方が最後まで飽きずに楽しむことができました。
ところで、管理人のわたしは、CAMPAIN モード半分クリアしたあたりで PSMOVE のトリガーが壊れたため、いったん中断…。修理から帰ってきたら、プレイを再開したいと思います! では。