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業務スーパー:唐辛子を使わないスペイン産「チョリソー」で超える!【食レポ】

ずっと前、居酒屋さんでの出来事。

「チョリソー」という聞いたことのないネーミングに心をひかれ、

「やめとけ、チョリソーって、唐辛子で辛いだけ」

という知人の忠告を無視して、初めてチョリソーを食べてみました。

結果、ほんとうに辛いだけのウインナーだったので、まあ後悔…。

知人の「ほうらね」という顔に、ちょっとむかっ腹(心が貧しいね)…。

そんなことがあってから年月が過ぎ、業務スーパーでチラッと見かけたチョリソーは、居酒屋さんのそれとは見た目がぜんぜん違っていました。

価格を見ると思ったよりも安価だったので、興味本位で買ってきましたよ。

この記事の内容

スペインのチョリソーは唐辛子を使わない

結論から言うと、業務スーパーで購入した「チョリソー」は、見た目だけでなく、味も居酒屋さんで食べたものとまったく違っていました。

業務スーパーのチョリソー

せっかくなので何がどう違うのか、素材と見た目の2つに分けて調べてみました。

まずは素材の違いから。

チョリソー発祥のスペインでは、日本でよく見るメキシコや日本のものと違って、(基本的に)唐辛子を使いません

それと、スペインのものは、パプリカで赤い色を出しています。

もちろん、業務スーパーのチョリソーは、スペイン産なので唐辛子は入っておらず、色付けにパプリカ(粉末)が入っています。

わたしが居酒屋さんで食べたのは、色は赤くても舌が痺れるような唐辛子の辛さでした。明らかにスペインのものとは違います。

業務スーパーのチョリソーはサラミタイプ

業務スーパーのチョリソーの食品表示

次に見た目の違い。

パッケージ裏面の食品表示をみると、「名称・ソフトサラミソーセージ(スライス)」となっています。

ソフトとかセミというワードは「半生」。サラミは、「乾燥肉」ということなので、「半生の乾燥肉の薄切り」といったところでしょうか。

スペイン産のチョリソーをサラミにしたというわけです。

対してわたしが居酒屋さんで食べた唐辛子チョリソーは、細長い腸詰をスライスせずに茹でただけのもの。

そりゃそうだ、業務スーパーのチョリソーとは見た目がまったく違って当たり前ですね。

では、違いがわかったところで、業務スーパー「チョリソー」の食レポに移りたいと思います。

実食!業務スーパーのチョリソーは食感と脂を楽しむ

業務スーパーのチョリソー

食感は普通のサラミと同じくグニュっとした噛みごたえ。

噛んでいくと、塩分のしみた動物性の脂が舌に絡みつきます。

唐辛子で舌が麻痺するような辛さとはまったく違って、食材本来の味をつかみやすく、ちょっと濃厚で複雑な脂の味を楽しめます。

辛いだけの和風チョリソーとはまったく違いました。

わたしは、ノンアルコール・ビールのつまみにして食べましたが、新鮮な野菜をはさんだパンと一緒に食べるのがいいかな。コーラもあると嬉しいですね。

まとめ:超えてしまいました…

というわけで、美味しさは…まあおいといて、本来のチョリソーが何なのかを知れて良かったかなと思いました。

(食品スーパーに普通にあるサラミに比べたら、リッチな味わいでしたよ)

そうそう、居酒屋でガッカリしている私を見て「ほうらね」って感じで侮蔑の視線(思い過ごし…)を向けてきた知人(の知識)をついに超えましたよ!

チョリソーが何なのかということを彼はまだ知らない…。

終わり

本来のチョリソーを知ってみたい人は、業務スーパーで(商品があれば)安価に購入できます。

好奇心を満たせるぐらいのものですが、一度試してみるといいかも。

では、最後まで読んでくれてありがとうございました。

では、アディオス!

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