紅茶や日本茶の茶渋でステンレス製の保温マグカップが汚くなっていました。今回はステンレス専用の洗浄剤を使って汚れを落としたいと思います。
ネットで調べて、一番コスパが良さそうな『塩とスポンジで茶渋を落とす』という方法を試してみたのですが、あまり効果がなかったので…それに細かいところや底の深いものは洗いにくい。
なので、今回はステンレスボトル専用の洗浄剤で洗ってみました。他に重曹やクレンザーなどを使う方法もあるようです。
ステンレス製のカップにも漂白剤(塩素系-次亜塩素酸ナトリウム)での浸け置きは、錆(サビ)の原因となります。
わたしの母親がこれをやっていて、ステンレス製のカップを幾つもダメにしていました。変な例えですが、それに水を入れて飲むと、味の素を金属っぽくした味がしました。
用意するもの
- 洗浄剤と水
100円均一で売っています。水は40度ぐらいのお湯で。 - 茶渋のついた容器
今回は1つだけ。 - キッチンボール
薬剤をこぼしたときのことを考えて、この中で作業をすすめます。 - エプロンまたは汚しても良い服
家事全般をするときに必要です。特に薬剤を使った掃除をする時は。 - ビニール手袋
使い捨てでも。きつい洗剤などを扱う時のために用意しておいた方がいいかも。
1|ステンレスボトル洗浄剤とお湯
今回用意した洗浄剤は、ステンレス以外にプラスチックや陶器製のカップにも使えるようです。
使用上の注意を読んで気になったのは、『熱湯(60度以上)では使用しないでください。』『洗浄中はフタを閉めないでください』という文言ですね。
それとアルミニウムはダメです。あとはこういう洗剤にありがちな注意書きと一緒ですね。
2|茶渋のついた容器
今回はこのマグカップを洗浄します。中もフチにも茶渋がびっしりついております。
3|キッチンボール
ステンレスでもプラスチックでも大丈夫。アルミ製はだめです。
4|エプロンまたは汚しても良い服
こういう洗剤を使う時は、必ずエプロンをするようにしています。
服に付着したのがわかれば、すぐに洗い流せば良いのですが…気がつかないで放置してしまうと脱色してしまいます。
5|ビニール手袋
100円均一に使い捨てのビニール手袋があるのでそれで大丈夫。
100円均一のものならダイソーの『指先ピッタリはずれにくい ポリエチレン手袋 スマホ対応 フリーサイズ 50枚』が破けにくいのでおすすめ。清掃作業のバイトでずっとこれを使ってました。
ステンレス製マグカップを洗浄
下記は洗浄剤の使い方の手順とほぼ同じですが、作業する時は必ず使用方法をよく読んで用法を守ってくださいね。
- キッチンボールの中に洗浄するカップを置いて、カップの中に洗浄剤を4/5ぐらい入れて少し残しておきます。
- カップの中に40度のぬるま湯をいっぱいいっぱいまで入れます。
- 2時間ほどこのままにする。家に誰かいるときは注意喚起を。ペットがいるときは締め切った場所や部屋に置きます。
- 洗浄後、洗浄剤を捨てて、水でしっかりすすぎます。
下の写真は薬剤と水を入れて2〜3分が経過した状態のものです。
写真では分かりませんが、泡と湯気が出てきています。発熱してるんでしょうね、洗浄中はフタを閉めてはいけないという理由がわかりました。
というわけで、このまま押し入れにしまい、2時間経過したのが下の写真です。
にごるかな?と思っていたのですが茶色くすんでいます。
流し台で汚れた水を捨てて、水でしっかりすすぎました。
おお、完璧ですねえ。綺麗なものです。
ステンレス製マグカップのフチを洗浄
- キッチンボールにカップを逆さまにして入れる。
- 残った洗浄剤(1/5)を1に入れるてフチが浸かりきるまで40度のお湯を入れる。
- 今回は、洗浄剤の割合に対してお湯が多かったのと、夕方になってしまったので、一晩そのままにしておきます。
- 汚れた水を捨てて、カップもキッチンボールもしっかり水ですすぎ洗いをする。
洗浄が終わり水でしっかり洗いました。綺麗になってますね。
ほんとにキレイになった
比較画像を作る必要もないぐらい綺麗になりました。
こういう洗浄剤を使う時は、目や口に入らないように本当に気をつけてくださいね。