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『みつどもえ』は、ヘンな子満載のたのしいギャグマンガ【コミック/インプレ】

コミック みつどもえ

コミック『みつどもえ』は、「こんな楽しいクラスなら、もう一度小学生に戻ってもいいかな?」と思わせてくれる、とにかく楽しいギャグマンガです。

原作者の桜井のりお先生は、2023年に『僕の心のヤバイやつ』のアニメ化が決定しています。

もし、『僕の心のヤバイやつ』で桜井のりお先生を初めて知って、先生の他の作品を読んだことがないのなら、ぜひ『みつどもえ』も読んでほしいと思います。

なぜなら、ギャグとラブコメではジャンルが違いますが、かなり面白いからです。

そして、読めば、きっと、登場するすべてのキャラクターを好きになると思います。

だから、ぜひとも読んでほしい。

というわけで、コミック『みつどもえ』の魅力を伝えるために、登場するキャラクターをちょこっと紹介したいと思います。

コミック『みつどもえ』とは?

小学6年生の「日本一似ていない」三つ子丸井みつば丸井ふたば丸井ひとはという丸井三姉妹とその周辺人物が織り成す、ギャグ漫画である。話数のカウントは「○卵性」(1話目なら1卵性)という形式になっている。またサブタイトルは他作品(漫画やアニメのタイトル、曲名や歌詞などジャンルはさまざま)のパロディである。

Wikipedia-みつどもえ
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/みつどもえ
最終更新 2017年10月5日 (木) 15:04

コミックは全19巻(348話)。連載はすでに終了しています。2010年にはアニメにもなりました。

この記事の内容

魅力的な『みつどもえ』のキャラクターを紹介

『みつどもえ』の肝はキャラクターです。どのキャラも主人公の三姉妹と複雑に絡み合って、それぞれの個性を発揮してくれます。そこがこのコミックの最も面白いポイントだと思います。

それでは、主人公の三つ子三姉妹から紹介したいと思います。

破天荒な主人公、丸井家の三つ子三姉妹『みつば』『ふたば』『ひとは』

▼ 主人公の「日本一似ていない」小学六年生の三つ子三姉妹です。一番右から長女・三女・次女の順に並んでいます。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/124卵生 より抜粋

丸井みつば(長女):「ちょっとおませなサドガール!!」食欲旺盛で、三女に「メス〇」と罵声を浴びせられることも。動物のイラスト入りパンツの収集家。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/98卵生 より抜粋

長女と長女をライバル視する杉崎みくは、どのキャラよりも大人のような気がします。やさしさに戸惑いを持っているところなんかを見るとそう思います。

丸井ふたば(次女):「ちょっとスケベなマッスルガール!!」運動も絵を描くことも大得意。ですが、六年三組の中で一番幼いかも?「き」という文字がまだ書けません。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/別冊少年チャンピオン/253卵生 より抜粋

ふたばは、ギャグマンガではよくいるタイプの力持ちキャラクターですね。スケベというか、おっぱいが好きなだけのような気がしますね。

丸井ひとは(三女):「ちょっと不思議な暗ガール!!」頭脳派にしてギャンブラーですが、ガチレンジャー(戦隊モノの子供番組)のこととなると我を忘れてしまいます。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/別冊少年チャンピオン/258卵生 より抜粋

ひょっとして一番ファンが多いのは三女ではないでしょうか?しっかり者の陰キャラって需要ありますし。

この3人の中で誰が一番の主人公なのかといわれると、やはり長女のみつばだと思います。

ですが、題名の『みつどもえ』のとおり、3人そろわないと物語が始まり進んでいきません。

3人それぞれの個性がいるおかげで、他の登場人物たちといろんな角度から絡んでいくことができ、作品に奥行きが生まれています。

三つ子のクラスメイト、チーム杉崎との絡みが面白い

1巻2巻は三姉妹のキャラと周囲の環境を読者に理解してもらうって感じかな?2巻の終わり辺りからモブ程度の存在だったチーム杉崎が本格的に登場していきます。

▼ チーム杉崎とは、三つ子と同じクラスの杉崎みくを中心とした女子4人組のこと。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/別冊少年チャンピオン/271卵生 より抜粋

杉崎みく。三姉妹の長女・みつばをライバル視していて、よくケンカをします。みつばをストーキングするのが趣味。彼女がいない『みつどもえ』は成立しないでしょう。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/119卵生 より抜粋

お金持ちで女王様気取りですが、まったく嫌みがない。それは彼女が本当は優しくて友達思いだから。性格は、みつばとよく似ているかもしれません。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/125卵生 より抜粋

▼ 太い眉毛がトレードマークの吉岡ゆき。恋バナが好き。優しくて素直だが、それが仇になって相手を落ち込ませるような言動になってしまうことも。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/178卵生 より抜粋

あまり目立たない存在ですが、アクの強いキャラたちのクッションとして、しっかり仕事してくれてます。

▼ デリカシーのかけらもない宮下(名前は不明)さん。真ん中が宮下さんで、右の子が佐藤君です。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/別冊少年チャンピオン/344卵生 より抜粋

宮下さんは背が高いのがコンプレックス。ネットでは意外に人気があります。

▼ オカルト大好きの松岡咲子。おそらく、この漫画の中で一番頭が弱い?ぶっ飛んでる?子供かもしれません…。チーム杉崎の3人+ α 的な存在ですね。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/87卵生 より抜粋

チーム杉崎がいなかったら、『みつどもえ』の面白さは半減していたでしょう。スピンオフ(派生作品)でも十分お話を作れるキャラクターたちだと思います。

女性の引き立て役~佐藤くんと千葉くん

▼ 左が佐藤信也くん、右が千葉雄大くんです。おそらく『みつどもえ』のキャラの中で唯一の常識人が佐藤君でしょう。そして男の私からすれば千葉君も普通だと思います。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/別冊少年チャンピオン/327卵生 より抜粋

『みつどもえ』もそうですが、現実の世界でも男性は女性の引き立て役なのですよ!!(個人の意見です。)

佐藤君に付きまとう『佐藤が好きでしょうがない隊』

▼ 佐藤君がらみで登場します。世間一般でいう変〇さんに最も近いキャラクターだと思います。

©桜井のりお『みつどもえ』/秋田書店/週刊少年チャンピオン/88卵生 より抜粋

他にも個性的な面々が三つ子たちに絡んでくるのですが、今回は割愛します…。あとは読んでねということで。

それにしても、一人で執筆されている割には、登場するキャラクターが多いです。

コメディーなので世界観を統一するために似たようなキャラクターが多くなっていますが、それでもこれだけのキャラクターを一度に動かすのは、並大抵の才能では難しいのではないかと思います。

それに、昭和のギャグ漫画によくあるような、お金持ちや貧乏人を強調するような服装、または、外見にほとんどしていないところがいいですね。

たとえば、継ぎ接ぎだらけの服とか鼻水たらしているとか…。

桜井のりお先生は、服装に力を入れているのか、お話ごとに各キャラの服装が違います。その服のセンスもいい。これを見るだけでも十分に楽しいはずです。

というわけで…

キャラクターを紹介しただけですが、『みつどもえ』の魅力が十分に伝わったと思います。もし伝わらなかったら、それはわたしの力量不足…。

あとは本当に面白いかどうか、ぜひ読んで確かめて下さい。

『みつどもえ』の連載は終了しましたが…

6年1組の破天荒なんだけど暖かい感じの日常がずっと続いてほしかったですね。時間軸のないギャグマンガだし、またいつか作者さんの気力が戻ったら?また再開してほしいです。

キャラクターも豊富だし、スピンオフでもいいかもしれません。

作者さんはTwitterで「いったん完結」「みつどもえの連中は一生描いていきたいと思います」との発言をしておられるようです。

作者は桜井のりお先生という女性の方のようです。男性が描いていたら問題にされそうな表現が結構あるかもしれません。

週刊少年チャンピオンで『ロロッロ!』というギャグマンガも連載していました。

また、『僕の心のヤバイやつ』というラブコメ(ギャグ漫画の要素あり)もマンガクロスというコミック配信サイトで連載しています。2023年にアニメ化されます。

以上で、『『みつどもえ』は、ヘンな子満載のたのしいギャグマンガ』を終わります。また続きが読みたいですね。

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