この度アップルペンシルのスタンド兼充電器を購入することになりましたのでそのインプレをさせて頂きます。
Apple Pencil専用の充電スタンドは、いくつか製品が出ていますが、今回は机に置いたときに安定感のあるOittmさんのものを紹介します。
第2世代のApple Pencilがでるまでは、第1世代のApple Pencilを充電するスタンドが数多く販売されていました。いまでは、数えるほどしかありません。
こちらで紹介している製品は、人気はあったのですが、あっという間に終売になりました。
もし、Apple Pencilの充電器を探しておられるなら、Lightning端子を保護するキャップを充電器にセットできるものをオススメしておきます。キャップは転がるので、充電するときに紛失することが多いです。
また、第一世代Apple Pencilのキャップや紛失対策のキャップカバーなどは、アマゾンなどで販売しています。
以下、Oittm社の第一世代Apple Pencilのインプレになります。
「i」ゆえに人は苦しまねばならぬ!
今回スタンド兼充電器を購入するに至った経緯は、単純に充電端子を無くしたからです・・・。
実はわたくし、このご時世にあってはヤバイくらいのデジタル音痴でして、デジタル・IT関連の「お師さん」にあたるのが当「なんしか通信」の管理人じょん氏なのです。
アップルペンシルの購入にあたってはお師さんから
充電用の端子は無くしやすいから気を付けるように。
と警告されていたにも関わらず、・・・無くしてしまいました。うう・・・。あれだけ気を付けていたのに。
落ち込んでいても仕方がないのでネットで販売していないか検索、検索!
しかし残念ながら純正品をわたしは見つけることができませんでした。その代わりと言ってはなんですが、社外品、いわゆるサードパティ―の製品をいくつか発見。その中からペンスタンド兼用の充電器を購入することとしました。
Oittmというメーカーの「Charging Dock」です。
他にも同じコンセプトの商品がありましたが、わたしがこれを選んだ理由はデザインとこの商品にのみあった機能です(というほどのものではありませんが、これについては後述します)。
「インダストリアル」なレプカより「へうげもの」な織部
先述しましたが、同じコンセプトの商品がほかにも2種類ありました。
どちらもアルミアーロイからの削りだしといった感じで歯車様のデザインやピストンヘッド様のデザインでいわゆる「インダストリアルデザイン」?ってやつでしょうか?
それはそれで悪くなくおしゃれでかっこいいものでしたが、わたしのハートを射止めたのはOittmの土瓶のようなデザインでした。
おしゃれでシャープなデザインの他社のものが「甲」とすればこれは織部好みの「乙」といったところでしょうか?まあ、あくまで個人の好みの問題ですが(笑
あ、あと底部が木製で質感が違っているもの釉薬ケチった湯飲み茶わんのようでひょうげています。あくまで個人の見解ですよ。
(写真の出来栄えが生活感溢れすぎな点やインスタ映えラー以下なのはご容赦を・・・)
HOW TO USE 土瓶ちゃん
さてそれでは早速使ってみましょう。といっても何も複雑なことはありません。アイパッドに付属している充電用ケーブルの端子をお尻のスリットに差し込むだけです。
「お尻」という言葉が実によくマッチするデザインですね(笑
充電端子を差し込んでみた感じは・・・。う~ん、純正品で感じられるような「サクッ!パチッ!」といったいわば「クリスピー感」には乏しく、「もさっ、ほくっ」といった「やさしい感じ」です(笑
奥まで十分差し込めばほぼ問題はありませんが、やっぱり若干ぐらつきがあります。これがこの製品に共通する使用感なのか、わたしが購入した個体の特性なのかはわかりませんが、通常使用するには何の問題もありません。
そもそも手にもって振り回して使うようなものでもないですからね。
重量は約300~400グラムほど(600ml容量のペットボトルに半分と少し水を入れて持ち比べてみて、大体同じでした・笑、ダイハード3かよ)、木製の底部の底(接地面)にはラバー製のすべり止めが張り付けてあるので多少の傾斜では滑ったりはしないでしょう。
こちらは上から見たところ。中央部のスリットがアップルペンシルの充電端子の差込口。こちらの差込口も「やさしい感じ」の使用感です。
その上の丸い穴がペンスタンドとして使用する際にアップルペンシルのペン先を差し込む穴&充電中にアップルペンシルの端子保護キャップを入れておく穴です。
上面はフラットなままでもよかったのでしょうが、一段くぼませてクラウンを刻んであるのがまた「乙」ですなあ。
とっても「ぐりーん」よルーリーちゃん♪
さて、冒頭でも書きましたがこの「Charging Dock」には他社の製品にはない機能があります。それは・・・
ちゃんら~ん、こんぺ、いや、コンセントに接続した充電端子をお尻に差し込むとパイロットランプが光るのです!
だからなんだと言われたらそれまでなんですが、やはり腐っても(失礼)電化製品。通電していることが視覚的に確認できるのって良くないですか?
もちろん、個人の好みの問題ですけどね(笑。
実際この機能があるせいか(わたしはそう思うのですが)ほかの2製品と比べて若干価格が高くなっています。そして、ここにアップルペンシルの充電端子を差し込みますと・・・。
充電中のインジケーターとしてランプの色が「赤」に変わりますのよ、コーヴぇんちゃん。
因みにこのランプの色、アップルペンシルの充電が完了しても緑にはなりませんので、悪しからず。
そのことは通販のサイトにも明記されています。が、購入者のレビューには「充電完了でランプの色が変われば・・・」という意見が散見されます。
しかしながら、純正部品の端子にはそんな機能はありませんし(タブレットガム並みのサイズでそんな機能あったらすごいけど)、アイパッドやアイフォンにも充電完了を知らせる機能があるとはわたしは寡聞にして知りません。
それを考えればリーズナブルなサードパーティーの製品にそれを求めるのは、件の「江戸っ子」に「ふてぇ野郎だ!」と一喝されてしまいそうです。
つまるところ、必要にして十分な「乙」機能というところでしょう。
中国な天使のテーゼ:総括
さてそろそろ、総括とまいりましょう。
この「Charging Dock」、わたくし的には購入に関しては満足しております。
価格面では他社の製品より若干(1,000円ほど)高いですがその分「ひょうげ」たデザインとミーハー心をくすぐる「光モノ」機能。
そして、金属と木材のコラボは、古くからナイフやファイアアームズにみられる鉄板の(金属だけに)ガジェット感です。
若干の「チリ」の甘さはありますが、四六時中手にもって使うようなものでもないので許容範囲内です。
個人の感想ですが、アップルペンシルは結構重量があるように思います。使用している時にはバランスが絶妙なのか重さを感じませんが、保管する際には意外にあるその重量がペン先や充電端子に不用意に負荷としてかかると破損の原因になりそうに感じます。
特にアイパッド本体の充電口で充電となると、わたしのような粗忽ものだといつ壊してしまうかと結構不安を感じます。
その点、こういったペンスタンド兼充電器を使えば卓上の安全な場所でアップルペンシルの充電・保管が可能となるわけですから、その費用対効果は結構イイ線いってると言えるのではないでしょうか。
というわけで、充電端子を紛失するというアクシデントから良品に出会えた今回のインプレを終わります。
最後に、ペンスタンドとして使用する際の「Charging Dock」、アップルペンシルだけに、さかさりんご飴・・。
おそまつさまです。