一人暮らしの自炊に便利な時短のための調味料と安上がり料理！

一人暮らしでも自炊したほうが食費をおさえられます。

しかし、自炊には料理をおいしくつくる技術･料理を作る体力･料理にかける時間が必要です。

そんなときに活躍するのが『調味料』です。

たとえ、料理が下手でも、仕事から帰って体力がなくても、時間がなくても、調味料で料理の味を整えることで、おいしく、手軽に、早く料理を作ることができます。

このページは、自炊7年目になるここの管理人が一人暮らしで役立つ時短料理のための調味料と、調味料を使った安上がり料理を紹介しています。

というわけで、基本の『料理のさしすせそ(砂糖･塩･酢･醤油･味噌)はおいといて、私がよく使うものだけをピックアップしました。

紹介する料理は、なれれば長くても15分以内にできるものばかりにしました。

自炊は時間がかかりますが、調味料を工夫することで調理の時間を短くします。そして、食費を安くすることもできますよ。

欠かせない！なんにでもよく使う『味塩コショウ』

誰もが知っている『味塩コショウ』は、和洋中どんな料理にも肉を焼くときにもあいます。

これだけで『味』を作る必要がないので、便利！速い！

味塩コショウは、基本的な味なのですぐに飽きることはないと思います。

でも、いろんなメーカーからいろんな味が出ているので、ローテーションして使ってみるのもいいかと。

※「塩コショウ」ではなく「味塩コショウ」です。

野菜炒め	味塩コショウは、どんな野菜にもあいます。野菜をフライパンで炒めるだけ。あっという間にできます。 キャベツを生で食べるのに飽きたときに味塩コショウでサッと炒めています。 安ければブロッコリーがオススメ。
目玉焼き	出来上がった目玉焼きやスクランブルエッグに少しふりかけるだけ。 醤油やソースだけでは味に深みが出にくいので、合わせて使うのもありかと。
ソーセージ	味塩コショウで炒めるだけで、ごはんがすすむ手軽なおかずに変わります。 肉類はソースを使わなくてもベースの味塩コショウだけで十分おいしく仕上がります。 キャベツの千切りを合わせたら、あっという間に定食です。
ポテトサラダ	業務スーパーで買ってきた1kgのポテトサラダはコスパ最強。 ポテトサラダに殻をむいたゆで卵を入れてかき混ぜながらつぶします。最後に味塩コショウ(またはコショウのみ)をふりかけて完成。居酒屋メニューですね。
やきそば	味塩コショウで麺を炒めてから焼きそばソースで味付けします。ソースだけではパンチがありません。 また、味塩コショウだけで焼きそばつくっても美味しいですね。 わたしは、焼きそばに野菜を複数入れると時間もコストもかかるので１種類だけ。そのかわり、たくさん入れています。
焼き飯(チャーハン)	少し味は落ちますが『チャーハンの素』といった専用のものを購入するより安上がりです。 チャーハンは具を入れすぎるとのどごしや一体感がなくなります。なので、安価につくれます。

ただし、塩分がきつすぎるので使いすぎには要注意です。

あっという間に中華料理『創味シャンタンDX』『味覇(ウェイパー)』

中華料理の定番です。これを入れるだけで中華料理屋さんの味になります。

レシピはスープから手の込んだ料理までなんでもあり。豚肉･鶏肉にもよくあいます。

１回の使用量が少ないので結構長持ちします。一人暮らしの人は250gの中型の商品で十分かと思います。

『創味シャンタンDX』『味覇(ウェイパー)』のどちらを使ってもおいしいです。わたしは違いがわかりません。

ただ、似たような商品は要注意です。以前、ウェイパーに似た商品が安かったので購入したことがあります。しかし、獣臭くて使えませんでした…。原材料を見たら畜肉のエキスに豚しか使っていないようでした。

野菜炒め	あっという間に中華の野菜炒めです。入れすぎに注意です。１人分小さじ１で十分。 キャベツ･白菜･もやしが時間をかけず炒められ、時期によっては安価です。
中華粥(ぞうすい)	中華風のおかゆさんですね。１人分小さじ１で十分。 スープができてから水かお湯でさっと洗ったごはんを入れるとドロっとしない。 塩コショウで味を整える。醤油･生姜･ごま油はアクセントで使いたい。 お腹をふくらませるのにもってこいです。
焼き飯(チャーハン)	中華料理屋さんで食べるチャーハンそのものの味付けになります。 チャーハンは具を入れすぎるとのどごしや一体感がなくなります。なので、安価につくれます。
塩やきそば	ソースでなく、塩焼きそばですね。
中華スープ	焼いた長ネギを入れるだけでもおいしい。１人分小さじ１で十分。 生姜で中和。ごま油はアクセントに。 卵スープにしたり、春雨やセミ餃子を入れたりしてお腹をふくらませることも。 食材次第でいろんな中華スープが作れるのでおすすめです。

中華系の味は、ごま油や生姜がよくあいますね。

こちらも、塩分がきつすぎるので使いすぎには要注意です。

また、ウエイパーばかり使っているとすぐに飽きます。中華料理を毎日食べているようなものですから。

うどんじゃなくても使える『うどんスープ(粉末)』

うどんの出汁だけでなく、和食料理全般に使えます。

出汁は調整がムズいのでこういった完成したものが簡単でオススメ。

粉末をおすすめします。日持ちするから。液体のものはフタを開けると長持ちしなくなります。(実際は液体のものでもけっこう保つんですけどね)

うどん	うどんは、お金をかけずに食べれる最もお手頃な食べ物ではないでしょうか？ また、うどんは少々のびても大丈夫なので失敗が少ない。 具材に、きのこ類･はくさい･ごぼ天が安上がりでおすすめです。また、よくあいます。 タンパク質は卵で補給。
和そば	もちろん、和そばにも使えます。 和そばの出汁っぽくしたければ、しょうゆで濃く色づけします。かつお節があればなおよし。
寄せ鍋	具材に、とうふ･白菜･大根(薄く切る)･きのこ･うすあげを使ったらお安く食べれます。 冬は味噌やおもちを入れてもいいですね。
炊き込みごはん	具材に細かく刻んだうすあげとコンニャク、しめじを使うと安上がりにできます。 ウエイパーでつくる炊き込みごはんよりもあっさりしていておいしいですよ。
ぞうすい	といた卵を入れて完成。大根を細かく刻んで入れてもおいしい。
野菜炒め	和風の野菜炒めですね。小松菜がおすすめ。味のついたあげがあいます。
しゃぶしゃぶ･湯豆腐	ほんとうは昆布出汁がいいのですが、水で茹でるよりマシって感じでうどんスープでも十分使えます。

炊き込みごはんは炊飯に時間がかかるのですが、専用のものを買わなくても簡単にできるのでおすすめしておきました。

洋風っぽい料理やスープには『コンソメ』

「洋風だし」や「スープのもと」と呼ばれるそうです。隠し味にも使えますが、やはり煮込みやスープで使うのが一番ですね。

ブロック状のコンソメは量の調整が難しいので、顆粒タイプのものをおすすめします。

野菜スープ	野菜を入れて煮るだけ。じゃがいもや人参は硬いので薄く切ります。粗挽きソーセージがあればなおよし。 食べる前に胡椒をふりかけ味と香りを引き締めます。オリーブオイルがあるとさらに洋風に。
モロヘイヤスープ	モロヘイヤが安ければ。モロヘイヤと粗挽きソーセージを細かく切っていれる。 食べる前に胡椒をふりかけ味と香りを引き締めます。 炒めたにんにくを入れれば、幸せ。
スープパスタ	コンソメスープのパスタです。ベーコン･キャベツ･しめじ･粗挽きソーセージ･ブロッコリーなどがあいます。
オニオングラタン (スープ)	炒めた玉ねぎの入ったオニオンスープをつくり、その中に焼いた食パンを浸して食べるだけ…。 バターやチーズがあればなおよし。 本当はトースターやオーブンで焼いたほうがおいしい。

コンソメは食材(具)が高くなりやすいのがちょっとデメリットかもしれません。

オリーブオイルやチーズと一緒に使ったら、洋風感が増します。

『トマトのパスタソース』でアレンジレシピ

調味料というよりかは『アレンジレシピ』といったほうがいいでしょう。トマト系の料理に面倒なく使えます。

パスタソースを使ったアレンジレシピは、わたしの経験則になりますがトマトベースのソースが一番使いやすいです。

カルボナーラやクリーム系の白い色のソースは、ちょっと値がはるものでないと生臭かったり味がぼやっとしすぎたりして使いづらいです。

アレンジレシピのコツは、甘すぎるので一品にたっぷり使わないこと。(袋1/3-1/4くらい)

パスタ	トマトのパスタソースと生のトマト１個をフライパンに入れてトマトを潰しながら形がちょっと残るくらいまで炒めるように温める。 これだけで、チェーン店やコンビニを軽く超えます。(個人の感想)
オムライス	ケチャップは酸味が強く味の調整が難しいです。 トマトのパスタソースは、まろやかですでに味が出来上がっていて簡単で楽に調理できます。 ケチャップライス用と卵用にフライパンが２つあると楽にオムライスができますよ。
ピザパン	食パンの上にトマトのパスタソースをぬるだけ。目玉焼きとチーズがあればなおよし。

トマトのパスタソースは甘すぎるものが多いので、それほど使い回しができません。何かあれば教えて下さい。

『レトルトカレー』でアレンジレシピ

これも上記のトマトのパスタソースと同じ『アレンジレシピ』になります。

レトルトのカレーも味が付きすぎているので、一袋で２-3回に分けて食べることができます。

カレー･ スープカレー	玉ねぎ･じゃがいも･人参などあまった野菜を追加して食べればさらにおいしい。 水を入れてスープカレーにしてもおいしい。 ごはんがなければパンでもおいしい。
ドライカレー･ カレーオムライス	ごはんと混ぜてドライカレーに。 オムライスにしてもおいしいです。ケチャップをかけるよりウスターソースがあいます。
カレーうどん	出来上がったうどんにカレーを入れてさらに煮込むだけ。 カレーうどんは簡単にできますが、カレーそばはちょっと難しいです。うどんはのびてもそんなにマイナスにならないんですよね。

わたしは、カレーに水を入れて薄めて食べています。ドロっとしたものよりおいしく感じます。

化学調味料ではなく、うま味調味料の『味の素』

家庭では使わなくても、飲食店ではガンガン使っています。

『味の素』の成分は、グルタミン酸(うま味の正体)･イノシン酸･グアニル酸･ナトリウムです。ナトリウムが入っているので、味塩コショウやウエイパーといった塩が入っているものといっしょに使うときはとくに量を考えてください。

また、味のつけ過ぎは逆においしくなくなるので適量を心がけましょう。

野菜炒め	味塩コショウやウエイパーで炒めるのに飽きたときや、ちょっとあっさりめにしょうゆで炒めたいときに使っています。 ピーマンが安ければオススメ。
卵かけご飯	味の素のパッケージに、ごはんの上に味の素をふりかけた卵の黄身をのせている写真があります。おいしいです。ちょっと醤油をかけたら、アクセントになります。
水炊き･湯豆腐	うどん出汁や昆布だしなどを使わなくても味の素だけでもオッケー。水だけよりかなりマシです。七味をふった醤油かポン酢をつけ汁にしていただきます。
野菜にふりかける	きゅうりを切って、ぱぱっとふりかけて食べてます。浅漬けは時間がかかるのでつくりません。

だし入り『みそ』で手間をかけない

具材でうま味を引き出せばいいのですが、出汁のない味噌汁は味気ないです。はじめから出汁の入ったみそを選んだほうが面倒じゃないのでおすすめしておきます。

みそ汁	きのこ類･豆腐･うすあげ･わかめ･はくさいなどが簡単に速くできます。
とん汁	根菜と豚。豚なしでも。味がぼやっとしていたら七味でごまかします。

効能たくさんの『シナモンパウダー』

料理好きでない限りあまり使わないと思いますが、効能がたくさんで使い道もいっぱいあります。ほぼ、ふりかけるだけなので面倒なく使えます。

また、シナモンはお菓子に使うイメージが強いですが、肉や魚の香り付けや匂い消しにも使えます。

百円均一にもどこにでも売ってるのでおすすめしておきます。

飲み物に入れる	いつもの飲みものに飽きたらちょっと入れてみる。 ホット牛乳･紅茶･ミルクティーなど。
パンにふりかける	砂糖といっしょにパンにふりかけます。シナモンシュガーというやつです。
果物にふりかける	バナナにふりかけるのが一番美味しいですね。次にリンゴ。
そのほか	ヨーグルト･レモン･はちみつにもあいます。

使いすぎると飽きが速いので、たまに使うのがいいかと思います。また、安いですし常備してもいいかと。

そのほかにあると便利な調味料

他にもたくさんあるのですが、あれば便利なものを紹介しておきます。

ごま油	ごまの風味を利用したいとき。 和食･中華にあいます。野菜と炒めたり和えたりサラダにかけたり。
オリーブオイル	洋食にあいます。熱は加えずに香りと風味を楽しみます。
減塩醤油	他の調味料と合わせて使いたいとき。
七味唐辛子･一味	うどんの麺がのびきってもある程度ごまかせます。 ピーマン･こんにゃく･白ネギ･餅などピリ辛(甘)にしたいときにも使えます。

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というわけで、いろいろな調味料を紹介しましたが『味塩コショウ』『ウエイパー』『うどんスープ』『コンソメ』だけでも、時間をかけずに便利に安上がりな料理を作ることができるでしょう。(料理のさしすせそをのぞく)

『一人暮らしの自炊に便利な時短のための調味料と安上がり料理！』のお話でした。最後まで見てくれてありがとうございました。

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