ラベルに書かれた『ça va?』(サヴァ)は、フランス語で「元気?」「大丈夫?」「どう?」というように、いろんな場面で使われる意味の広い言葉。
『ça va?』(サヴァ)シリーズの缶詰は、東日本大震災で衰退した被災地三陸からオリジナルブラントの加工品を発信するために洋風缶詰として誕生。岩手から全国へ「ça va?=元気ですか?」と声をかけるイメージで名付けられたそうです。
では、おしゃれな黄色いラベルにつられて『ça va?』シリーズの「国産サバのオリーブオイル漬け」を食べてみましたので、簡単にインプレしてみたいと思います。
『ça va?』(サヴァ)缶「国産サバのオリーブオイル漬け」
名称 | さば油漬け |
原材料名 | さば、オリーブ油、食塩、酒、野菜エキス、調味料(アミノ酸) |
内容量 | 170g |
わたしが購入したのは、スタンダードな「オリーブオイル漬け」です。2022/11/6時点で5種類のサヴァ缶が出ています。
岩手県産株式会社 より
用途に合わせていろいろ使えそうなのは、黄色いラベルの「オリーブオイル漬け」ですね。味はあとから付けられますから。
『ça va?』(サヴァ)缶「国産サバのオリーブオイル漬け」ってどんな味?
いつも通り、缶詰から出してそのままいただきます。料理にしてしまうと塩やコショウといった調味料を使ったり、ニンニク入れたりするので、本来の味がわからなくなるのですよね。
でも、食べていくうちに魚の臭みが口の中に広がって気持ち悪くなるので、いつも通りシソも用意しました。
シソがないと右手が震えるんですよ…。(冗談)
シソは包丁できざむのが面倒だったので、葉っぱそのままを片手に持って、サヴァ→シソ→ご飯→…の順で行儀悪くたただきました。
では実食。
あっさりしててうまい
ですね。
サバの風味が良いですね。雑味がなく味も上品。仕事が丁寧なのか、身も骨も食べやすい。今まで食べたサバの缶詰の中で一番食べやすい部類に入りました。
あたりまえですが、シソはきざんだ方がいいと思いました。きざまないと香りと風味が出ないですね…。
というわけで、ご飯2杯、サヴァの身2切を完食。美味しかった…。残りの1切れはパスタにしましたよ。
ご馳走サヴァでした。
『ça va?』(サヴァ)缶「国産サバのオリーブオイル漬け」は癖が少ない感じ
ちかくのコンビニでたまに購入しているオリーブオイルのサバ缶と比べると、サバ感がないと思いました。
表現は悪いのですが、そのコンビニのものは、わい雑な味でサバの脂もしっかり。庶民のサバといったところ。缶ビール片手におつまみ感覚ですね。コンビニ商品だからそれで正解なのでしょう。
『ça va?』「国産サバのオリーブオイル漬け」は、丁寧で上品な味。脂もそんなにのってませんでした。塩分もそんなに気にならなかったので、料理に使うことを考えたらこちらの方がいいと思いました。
それに、味のついた『ça va?』缶が良ければ、「アクアパッツァ風」「ブラックペッパー味」「レモンバジル味」「パプリカチリソース味」(2022/11/6時点)などありますから、そちらを選べばいいでしょうね。
パスタにしたらおいしかった
いつもオイルサーディンでパスタを作るのですが、今回初めてサバ缶で試してみました。
わたしの料理の腕が上がったのか…オイルサーディンで作るよりも生臭くなかったですね。『ça va?』の缶詰だったからかも?意外にあっさりで美味しかったです。
でも、料理が上手でないと魚の臭みを上手に隠せません。わたしもまだまだです。
というわけで、『ça va?』(サヴァ)缶「国産サバのオリーブオイル漬け」を食べてみました。
わたしは年に数回はこの缶詰を使ってパスタをつくったり、そのまま食べたりしています。ちょっとお高いので、毎度毎度買うことはできませんが…。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
魚の味や鮮度は、獲れた時期や場所、魚の部位などによって変わってきます。オイルの浸かり具合によっても違ってきます。
追 記
最近は、どこの販売店でも見かける『ça va?』(サヴァ)シリーズの缶詰ですが、大阪梅田のドージマ地下センター『青森・岩手ええもんショップ』にもありました。
こちらのアンテナショップには、青森や岩手でしか買えないようなものばかり置いているようで、なかなか面白かったですよ。梅田に出かけることがあったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。(2017/10/30頃行きました。)