KING OSCAR(キングオスカー)のオイルサーディンです。はごろもフーズさんが輸入者となっています。
ラベルの『BY SPECIAL ROYAL PERMISSION』は王室が認めてますよ、という意味で、名前とか肖像画を商品に使ってもいいというわけです。
初購入です。はじめて食べてみましたが…。失敗したかも!?
では、どんな商品なのかをちょっと触れたあとに、軽く実食インプレしたいと思います。
『KING OSCAR』オイルサーディン・いわし油漬ってどういう商品?
ノルウェーのフィヨルド近海で漁獲したブリスリング種の新鮮ないわしを樫の木のチップでスモークし、大豆油で調理しています。ブリスリング種は小型でやわらかな食感が特長です。
はごろもフーズ:商品情報>はごろも&キングオスカーオイルサーディン より
パッケージのどこにもスモークの記述がありませんが、缶を開けると、確かにスモークの香りがうっすらと漂ってきました。
名称 | いわし油漬け |
原材料名 | いわし(ノルウェー沖)、大豆油、食塩 |
固形量 | 75g(内容総量105g) |
今回食べたのは大豆油だったのですが、オリーブオイルもあるようですね。
KING OSCARのオイルサーディン:中身を拝見
今回は10匹入ってました。
これは綺麗ですね。魚の色が獲れたばかりのような新鮮な輝きを発しています。
そして、手間をかけて並べられています。割高な価格も納得といったところですが、ちょっと高級志向の日本産オイルサーディンと比べたら安いほうかもしれません。
次に香りですが、うっすらとしたスモークの香りとともに生臭い魚の匂いが…漂ってきます。ちょっと心配。
スモークの香りは、私がいつも食べている安物のスモークタイプのものと比べると、おとなしめです。
『KING OSCAR』オイルサーディン・いわし油漬を食べてみました!
早速、このまま一匹いただきましたよ。
箸を使って一匹持ち上げようとしましたが、これがまた、
柔らかい
ですね。小型で柔らかいブリスリング種だからなのでしょうか。
普通に持ち上げると形が壊れてしまうので、丁寧に箸で掴んで口の中へ。(冷蔵庫で冷やしておくと硬くなったようで、缶から出しやすくなりました。)
こ、これは…
生臭い
ですね…。口の中に魚の生臭さが広がります。
スモークで生臭さが緩和されるかなと思うのですが、関係ありませんって感じです。
魚の生臭さが少しでも苦手な人にはかなり厳しいかもしれません。ちょっと困ったなあ…私は魚は好きなんですけど、生臭いのはダメなんですよねえ…。
これなら大丈夫かなと、パンの上にオイルサーディンとチーズを載せて、トースターで焼いてみました。
こ、これは…、チーズやパンに生臭さがうつってしまいました…。やらなきゃよかった。
試しに、
フライパンで焼いてみました。
すごく美味しい!
ようやく美味しいが出ましたよ。しかも、すごく美味しいです。全然違います。安心しました。
かなり大袈裟な表現ですが、缶詰の魚を焼いたのではなく、魚屋さんでおいしい「いわし」を買ってきて焼いて食べた感じです。
おそらくですが、新鮮さゆえの生臭さだったのかもしれません。
わたしは、焼いて食べますね
焼いて熱を加えないと生臭さがハンパありませんでした。冷たいまま食べるのは、魚がちょっとでも苦手な人にはまず無理だと思いました。
しかし、焼いたら別物。新鮮な魚を焼いた感じで、缶詰の魚ではないみたいでした。
素晴らしい一品でした。私は国王ではありませんが、お墨付きを…。
魚の味や鮮度は、獲れた時期や場所、魚の部位などによって変わってきます。オイルの浸かり具合によっても違ってきます。
KING OSCARって何?
オスカル2世という19世紀のノルウェー・スウェーデンの国王だそうです。
当時のノルウェーとスウェーデンは、同君連合といって複数の君主国の君主が同一人物という体制下であったようです。オスカル2世が国王の時にノルウェーは分離独立します。
国王はこの独立には不本意だったようですが、戦争の危機にまで発展した両国の安全と平和のために奔走し、ノルウェーの独立を議会と国民に合意させました。
とまあ、激動の時代を行きた人物のようです。国民からは愛されていたようですよ。
というわけで、また何か食べたらアップします。ありがとうございました。