ビーフカレーはホテルカレー。シェフが作るカレーはホテルカレー。大人のカレーはホテルカレー。
前回はハウス食品さんのザ・ホテル・カレー 香りの中辛をいただきました。今回はコクの中辛をいただきます。
たくさんのホテルカレーがこの世に溢れております。ホテルのレストランで出てくるカレー、またはそのような贅沢なカレーのことをホテルカレーと巷では呼んでいるのです。
日本のカレー文化にハウスさんは大貢献
1903年(明治36年)、大阪の薬種問屋『今村弥』さんが国産初のカレー粉を作ります。
そして、ハウス食品さんの前身『浦上商店』も大阪の薬問屋でした。
1928年(昭和3年)、浦上商店は『ホームカレー』改め『ハウスカレー』を販売し、カレーを国民食として広めるための大きな役割を果たします。
そんなカレーの歴史に名を刻み続けるハウス食品さんが世に送るホテルカレー、
ハウス ザ・ホテル・カレー コクの中辛
実食してみます。(ハードルを上げてみました!)
実 食:コクより甘さ
野菜も食べたかったのですが、風邪をひいてしまって野菜を切る元気もなく、カレーと水だけでいただきました。
最初に来るのはガツンと辛い感覚。
その後すぐに、湧き上がってくるような甘さが脳を刺激します。
その甘さはハチミツのような感じ。(ハチミツは入っていません。)
パッケージに『コクの中辛』とありますが、甘さがきつすぎて”コク”は私にはわかりませんでした。ゴメリンコ。
ですが、なかなか上品な甘さです。これだけ甘いと食べている途中に飽きがくるのですが、それがありませんでした。赤ワインが絶妙なバランスで味に広がりを与えているのかもしれません。
完食です、美味しかった。
総 評:私的には『香りの中辛』の方が好き
ハウスさんのザ・ホテル・カレーのシリーズは、ちょっと雰囲気の違うカレーが食べたい、って時にもってこいだと思います。ガツガツと食べるカレーではないですね。
ハウスさんのザ・ホテル・カレーの中ではこちらの『コクの中辛』よりも、『香りの中辛』の方が好みです。『コクの中辛』は甘さが目立ちすぎかな?
それと、たまたま私が食べ歩いたカレー屋さんだけなのかもしれませんが、大阪のカレー屋さんって、『コクの中辛』のような、辛さの後にくるハチミツっぽい甘さのカレーが結構多いように思います。食べ慣れているのかな。
神宮丸太町のカレー専門店『ビィヤント』
そういえば、あまり外でカレーを食べなくなりました。
でも、京都へ訪れたときに必ず寄るビィヤントというカレーライス屋さんは別です。
こちらのカレーは芯のある辛さで、甘い感じを無理やり演出していないところが気に入っています。
オススメはカツカレー。薄めの香ばしいカツはちょっと硬めかな? しかし、これがカレーにぴったり合います。
もし行かれるのなら、定休日を確認してね。席はカウンターだけなので1人でも安心。女性は同伴が良いかもです。
それから、かなり辛いので、苦手な人は甘口をお勧めします。