ニシンって、鮮度が命の魚なので敬遠していたのですが、業務スーパーの缶詰「ニシンのオイル漬け」は食べやすい。
ニシンが苦手な人でも、業務スーパーの「ニシンのオイル漬け」は、食べやすいニシンになっています。
ニシンという魚は知っていても、食べたことのある人は少ないのではないでしょうか?
缶を開けるだけで手軽に食べられる、業務スーパーのニシンのオイル漬けでニシンを初めて食べてみてはどうでしょう?
新しい魚の地平が開けるかもしれませんよ。
- 2018年5月の記事です。残念ながらニシンのオイル漬けを業務スーパーで見なくなりました。見かけたら、記事をリライトしたいと思います。
食べやすいニシンの缶詰でニシン初体験
油がたっぷり入っているので、缶を開けるときは慎重に!
切り身が4枚入っていました。
それでは実食! そのまま食べるより焼いた方がおいしい
▼ 油が多いですね。魚より油の方が多いんじゃないのって感じです。
まずは最初の一口をそのままでいただきます。
何の特徴もない魚の味
って感じです。イワシやサンマと比べるとホントにクセがないです。
ちょっと塩気が少ないのが関係しているかも。
味気なく感じたので、わさび醤油で1切れをペロリと食べました。オイル漬けのオイルもそうですが、ニシン自体の脂もけっこうある感じ。
不味くはないのですが、油でちょっと気持ち悪くなりました。
このまま残りの3枚をわさび醤油で食べても、特徴があまりないのですぐに飽きそう。
というわけで、ニシンを漬けているオイルをプライパンに入れて焼いてみました。
焼き加減は、表面がきつね色になるぐらいカリッとするまで。
おいしいです。
焼いて正解でした。
ニシンの脂のうまみが熱を加えることで活かされたって感じです。
手軽に食べられるニシン
実は私は、この缶詰でニシンを初めてちゃんと食べました。
ニシンって、鮮度が落ちたら美味しくないという印象だったのですが、さすがは缶詰。
私は関西に住んでいるのですが、この缶詰を食べて、ニシンに耐性がつき、初めて「にしんそば」を食べることができました。美味しいですね、もっと早く食べていればよかった。
ニシンは鮮度が命
私が子供の頃、ニシンという魚に良い印象はあまりありませんでした。ニシンは鮮度が命だったので、私の住む関西地方では、良いものがなかったのだろうと思います。
というのも、私のおじいさんは北海道出身でよく食べていたそうですが、こちら(関西)にきてからは数回食べた程度で、
「鮮度がダメ。よっぽど魚が好きでない限りムリ」
といって、残念がっていたのを覚えています。(そういえば、生臭い匂いがすごかったですね…)
現在は流通がよくなったので、新鮮なニシンを本州以南でも手に入りやすくなりましたが、それでも手軽に食べられるような魚ではないと思います。
缶詰なら手軽にニシンを食べることができます。缶詰でニシン初体験もいけると思いますよ、十分美味しいです。