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【第三回】SUZUKIの4ストオフロードバイク『DR-Z400S』の思い出…【バイク】

ここの管理人がこれまで乗ってきたバイクのインプレと当時の思い出なんかを交えながら、つらつらと書いています。

第三回は、スズキの『DR-Z400S』です。管理人(以下、わたし)が購入した2台目のバイクです。

なんちゃってオフローダーには厳しいバイクでした。

ポイントSUZUKI DR-Z400Sとは

スズキから2000年に発売した398cc40ps4スト水冷単気筒エンジンのオフロードバイクです。2ストオフロードバイクが消えていく中、本気度100%のオフロードバイクとして登場。2008年に日本仕様の生産終了が公表されました。

2004年にはモタード仕様のDR-Z400SMを発売。

▼『オフロードバイク入門サイト』さまがDR-Z400Sのインプレ記事を書いておられます。良記事です。

この記事の内容

『力こそ正義』DR-Z400S参上!

ぶっちゃけ、やぼったいデザインはあまり好みではなかったのですが、他に欲しいオフロードバイクがなかったので、DT230と同じ40馬力ということでDR-Z400Sを購入しました…。

まだ若かったわたしは、

『力こそが正義』

ということで、馬力しか見えてなかったんですよね。

わたしが購入したのは、ヘッドライトの形状が変更になった2代目のチャンピオンイエローが眩しいDR-Zだったと思います。

納車日に「やったー、新車だー!」「乗りまくるぞー!」と販売店さんから嬉々として発進!1分も走らないうちにガシャーンと後ろから音がしたので振り返ってみると、

ナンバープレートが外れて落ちてました。

先行き不安…。

DR-Z400Sは速く走るために生まれたマシン!

速いのは確かなのですが、わたしが以前乗ってた2ストのDT230より加速感はなかったです。知らないうちに車速が出ていて、4スト単気筒のもっさりした加速と感じました。車重が141Kg近くありますし。

意図せずウイリーしてしまうと聞いていましたが、ガバッとアクセルひねっても全然そんなことはなく。おそらく、初心者かオンロードバイクしか乗ったことがない人なら、そうなるのかなって思いました。

ただ、今乗ったらどう感じるかは分かりませんが…。

とはいえ、余裕の400cc単気筒エンジン。サスは調整ができる大径49mmの正立カートリッジという豪華な足回り。

オンでもオフでも速い速度域や加速減速を繰り返す慌ただしい操作でも、パワーのあるエンジンと重い車重にサスとフレームが負けておらず、よい仕事をするので、安心感が生まれ、意のままに扱える。

一応?オフロードバイクだからか、意外に低速でもトコトコと走れるエンジンでしたが、やはり、アクセルをガッツリ回してなんぼのフレーム、サス、エンジンなので『速く走るために生まれたバイク』って感じでした。

ハイペースで走って、

「おおっ!」

と感じるバイクでした。

しかし、狭くて荒れたオフにDR-Zを持ち込むと、テクニックの無いなんちゃってオフローダーのわたしにはうまく操作できませんでした。猫に小判。正直に言って持て余していました。

そうそう、サスの調整で乗り味が面白いくらい変わるので、いろいろいじってみると楽しいですよ。勉強になります。でも、結局は規定値で乗ってましたが。

未熟者が感じたDR-Z400Sの残念だったところなど…

これはDR-Z400Sの欠点というよりもライダーの技量の問題でもあるのですが、不整地で装備重量141〜3Kgはやっぱり重い。

海外のYouTubeを見てると立派な体格の人達でさえ、DR-Zは「重い」と言ってるぐらい。

そういえば、ドロドロしている林道でDR-Zをスタックさせたことがあり、押して抜け出すには重すぎて体力をかなり消耗したことがあります。

ヤマハのDT230では軽いし、トラクションコントロールがついていたからなのか、またがったままでも簡単にクリアできるような場面だったのですが…。

重さだけで判断できませんが、DR-Zは車格もあるので、ある程度オフロードバイクを操るテクニックがないと厳しいかな。日本の狭くて荒れた林道なら特に。初心者や入門者は、軽くて扱いやすいバイクから入った方がいいと改めて思いました。

オフロードでは『軽さこそが正義』なのですよ。

それと気になったところは、公道を40-50Km/hぐらいで巡航するのが地味に苦痛。ギアのポジションが定まらない。エンジンブレーキがきつくてギクシャクする。など。

やはりスポーツ向けのギア比なのかなと思う。ギアが5速しかないのが地味に影響してるかも。

あとは、クラッチが重いので長距離の下道は左手がかなり苦痛。重心高すぎてちょっと不安定?車検の通らない暗いヘッドライト。こけたときにペダルが干渉してクランクケースカバーを割りやすい。などなど。

とはいえ、素晴らしいバイクだったと思います。先ほどお話したとおり、速く走るためのスポーツバイクなんですよね。それゆえの未熟者の不満ってところでしょうか。

わたしにはオーバースペックだったDR-Z400S…

DR-Z400Sは、2回目の車検前に手放そうと考えていたので、4年間ぐらい乗ってました。

また買うなら、モタード仕様のDR-Z400SMの方がいいかな。わたしの住むエリアに林道がもう無いんですよね。それに、この車体とエンジンはモタード向きな気がします。SをSMにしている車両がけっこう出回っているそう。

というわけで、自転車生活に戻ったわたしは、次のバイクを物色。「重いのはもう嫌だ、軽い方がいい」という理由で『WR-250F』というコンペモデルを公道走行可能にして購入。ちょっと極端すぎたかな…。

『軽さこそが正義』

なのですよ。(未熟者には)

次回に続きます。最後まで見てくれてありがとうございました。

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