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【第六回】HONDAのオフロードバイク『CRF250L 』(2023)の思い出…【バイク】

ここの管理人がこれまで乗ってきたバイクのインプレと当時の思い出なんかを交えながら、つらつらと書いています。

第六回は、管理人(以下、わたし)が乗っていたホンダのオフロードバイク『CRF250L <S>』(2023年モデル)です。

やっぱり重かった!!

ポイントHONDA CRF250Lについて

2012年にホンダが発売した4ストロークDOHC4バルブ水冷単気筒のオフロードモデル。CRF250Lの「L」はリーガル(法的な、合法の)、すなわち公道仕様という意味。

2021年モデル以降、シート高が830mm、880mmの<S>のどちらかを選べる。

この記事の内容

オフロードバイクにリターン

林道にいく時間も金銭的な余裕もないということでWR250Fを手放したわけですが、なぜかまたオフロードバイクに戻ってきてしまいました(さりげなく)…。

先天的な疾患と年齢もあってかここ数年で急に体力落ちてきたんですよね。乗れなくなる前に乗っておこうと思ったので。

(さりげなく)大型二輪免許も持っているので、

排気量の大きなバイクにも乗ってみたかったのですが、こちらは金銭的にきつかったのと、モーターショーでまたがってみたのですが、しっくりしなかったのでやめておきました。

インプレ1:CRF250L<S>(2023)で1000Km走ったので…。

リコールの部品が到着したということで、坂道の途中にある販売店さんにCRF250Lを持って行ってた時の話。

お店の中にCRFを入れるために、ちょっときつい傾斜を店長さんと一緒にCRFを押していたら、店長さんがポツリと一言、

「えっ!?重っ…」

確かに見た目は軽そうなんですけどね。

CRF250L(2023年モデル)って、わたしが以前乗っていた400ccのDR-Z400Sと同じ141Kgという重量なんですよね…。

※ SUZUKI公式によるとDR-Z400Sの2008/9年モデルで装備重量141Kg。

たしかに、モデルチェンジ前のCRF250L2019年モデルと比べれば、3Kg軽くなってますが、オフ車にしては車重あります。

気になるのは、フロント周りが重く感じるんですよね…。

レブル250と共通のエンジンは、オフロードバイクのものにしては重いし、ヘッドが寝すぎなのかもしれない。ハンドル周りが重く感じてしまう。入力に対して動作がワンテンポ遅れて感じるのはこれが原因?(走っていると慣れてきます)

ほぼ同じ車重のDR-Z400Sの方が、マスの集中と重心が高かったのか、入力に対して反応が良かったと思います。

ただそのかわり、CRFはオフロードバイクにしては重心があまり高くないようで直進安定性が強い。ふらふらしないです。

オフロードバイクですよね?

わたしが乗ってみたどのオフ車よりもオンロード走行が楽。

オンロードモデルのレブル250のエンジンをベースに、出力特性やギヤ比をオフロード向けにしているとはいえ、どのギアでも一定の速度で巡航しやすいと感じました。

加速力の弱いエンジンだけどパワー(24ps)は必要十分。ラフに扱ってもそれほど唐突なところがなくスムーズなので扱いやすいです。

そして、アシストスリッパークラッチのおかげで、クラッチが軽く、エンジンブレーキもそれほど気にならない。地味に大きいですよこれ。

6台くらいオフロードバイクに乗ってきましたが、これまでで一番シートが柔らかい。個人差はありますが、ツーリングで200kmほど乗ってもお尻が痛くなりませんでした。(運動不足と姿勢の悪さで背中が痛かったですが)

オンロードで最も乗りやすいオフロードバイクじゃないでしょうか。

また、6速が高速寄りなので一般道ではほとんど使えないといろいろなインプレで聞いていたのですが、一般道でも思ったより使えるかも?ひょっとしたら、2023年モデルでさらに扱いやすくなっているのかもしれません。

インプレ2:CRF250L<S>(2023)で1日かけて林道走行…

赤いシートの上から黒いシート(スパイラルのスタンダードシートカバーSP781)を張っています。

まずはエンジン。フラットな不整地を走るくらいなら、コントロールしやすいです。極低速でも、普通に走るのにも、粘りやすく急かさないエンジンなので乗りやすいです。安心感があります。

サスペンションもしっかり仕事してます。ギャップを吸収するというより、車重を受け止めてグッと耐えてるなって印象の方が強いのですが…。

ほめた言い方をすれば、サスペンションが路面の状況をライダーにしっかり伝えてくれています。

また、車体フレームの剛性は、よくしなるというよりは、これも耐えてるなって感じがライダーに伝わってきます。

まあしかし、わたしのように、安全運転でゆっくり〜普通のペースでフラットな不整地を走るくらいなら、なんの不満もなく、楽に安心して走れました。

やっぱり重すぎる?知らない林道は要注意…。

今回の走行で、走ったことがない片側が崖のUターンできない幅の細いルートに入りました。

そして「やっぱり時間がないから引き返そう」と考えて、10メートルくらい進んだところでバイクを降りて押してバックさせようとしました。

しかし、重いので、わずかな傾斜とふかふかの地面ということもあってか、全く動かない。いくらわたしの体力が落ちているとはいえ、これくらい何とかならないとまずい..。

しかし、このまま頑張っても疲れるだけなので、100メートルくらい進んでからUターンしました。片側が崖なので、先が行き止まりだったらと思うとゾッとします。

たとえば、下の画像(わたしがWR250Fに乗ってた頃の写真)のような場所には、行けなくもないのですが、車重があるCRFでは絶対に行きたくありません。特に一人では。バイクを降りて脱出したりするシーンでは、体力をかなり持っていかれるでしょう。

写真ではわかりにくいですが深い溝と急勾配です。先にはでかい石がごろっと道をふさいでいます。

タンク右側の排熱がひどい…。

CRF250Lの現行モデル(2021〜)は、軽量化のためでしょうか、ラジエーターが右側に1つしかついていません。そのおかげで右足太ももあたりがとにかく熱い!

排熱がひどいので右足を開き気味に走っていたら、2〜3日ほど股関節が痛くなってしまいました。

また、ラジエーターを冷やすファンですが、DR-Z400Sはファンが全く回らなかったので壊れてるのかと思ってました。スタックしたときに初めて回ってびっくりしました。

それに対してCRF205Lは、ファンがしょっちゅう回る!こんなにも回るものかと思いました。

CRF250L<S>(2023)のわたしの総評は…。

「重い」だの「熱い」だの、散々な評価ばかりになってしまいましたが、

わたしにとっては、素晴らしいオフロードバイクです。

理由は、

  • フラットな林道なら余裕で走れる。
  • オンロードも走りやすい。
  • エンジンがとにかく扱いやすい。パワー(24ps)もわたしには必要十分。
  • アシストスリッパークラッチのおかげで、左手が疲れにくい。
  • 意外にお尻が痛くならないシート。
  • 燃費がいい。(ツーリングで40km/Lいきました!)

乗ってしまえば疲れにくいオフロードバイク。

しかも、燃費良すぎ。

ただ、オフロードバイクにしては降りたら重い…。

今時のバイクは、排ガス規制やら安全装置やらで車重がどうしても重くなってしまいます。それでもCRF250Lは、車重141kgでおさえて、価格も安い。

素晴らしいバイクだと思いますよ。

えっ?あっさり売却?

というわけで、たったの4ヶ月ほどで手放すことを決意。

「えっ、素晴らしいオフロードバイクじゃなかったの?」

ほめておいてなんですが、先述の通り、わたしには先天的な疾患がありまして、すぐにバテる体質なんですよね。

わたしは基本的に単独行動なので、山の中で何かあったときのリスクが大きすぎると考えて、オフ車を降りることにしました。

理由はいくつかあるのですが、今回CRFで林道を走ってみて、バイクの重さで「やばい」と感じたことが上記以外にもいくつかあり、思った以上に体力が無くなってるなと…。

車体の軽量化も考えたのですが、身につけるプロテクターのアップグレードと合わせてお金かかりそうでしたし…。

でもまあしかし、オフを走るのが上手な人や体力が有り余ってる人は、この重さなら問題ないでしょう。

次回に続きます。最後まで見てくれてありがとうございました。

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