空想科学のあのキャラクターたちが、巨影という形で現実のものとなりました。主人公のわたしは、巨影が闊歩する街を彼女と一緒に逃げまどうことに。
一部ではバカゲーと呼ばれているサバイバルアドベンチャーゲーム『巨影都市』をちょこっとだけ紹介。
また、プレイ後の感想も書いておいたので、よかったら読んでみてください。

『巨影都市』出演するキャラは、怪獣、怪人、宇宙人、ロボットなどなど
ゲームの目的は、巨影の脅威から逃げのびること。ステージごとに様々な巨影が登場します。
You Tubeの長いプロモーションビデオでどんなゲームかすぐにわかると思いますが、どんな巨影がでてくるか、個人的な見解を交えてちょこっと紹介します。

やっぱりウルトラマンは無駄なデザインの少ない初代が一番カッコイイですね。究極の美と強さは、素っ裸に近くなっていくのではないでしょうか?

わたし的にはガメラの登場が一番よかったですね。平成3部作(映画)をリアルタイムで観た世代としては発…もののうれしい悲鳴でしたよ。(スクショ失敗でした…)

『ダダ』は、宇宙から地球人の標本を採取しにやってきた、ウルトラマンシリーズに出てくる怪人(宇宙人)です。
わたしは、初代ウルトラマンのダダしか知らなかったのですが、後のウルトラマンシリーズにもたびたび出てくるようです。巨影都市への出演も、誰もが知っているキャラクターだったからでしょう。

パトレイバーという警察が使うロボットの登場。このゲームの世界では当たり前にあるもので巨影ではないようです。

これはエヴァンゲリオンにでてくる使徒とかいうやつですね。わたしはこのアニメを見たことがありませんが、面白いシーン満載で大満足でした。
このゲーム、処理が重くて画面表示に遅延が発生してしまい、カクカクする場面が非常に多いです。同時に動いているオブジェクトが多いので仕方がないのかもしれませんが。
PS4よりも処理能力の高いPS4Proでプレイしましたが、カクカクでした…。
『巨影都市』ちょこっとプレイした画像を
プレイヤーは男か女かを選べます。わたしは『なんとなくここへ来てしまった男』を選択したところ「主体性のない若者」というようなナレーションが流れました…。

そういえば、わたしも主体性のない人間。プレイヤーキャラのチェックのシャツとジーパンというのがわたしの若い頃の服装にそっくり…。大当たりです。

こんなに簡単に彼女ってできるんですね。わたしの人生でこんなイベントは発生しませんでした。

ゲームの制作会社が金沢なのでそのつながりでのコラボでしょうね。
ゴーゴーカレーは年に2回は食べに行ってます。知らないうちに大阪にも店舗が!いかなくては。

いろんなコスチュームが用意されているのもこのゲームの魅力の一つ。でも、ゲーム実況ぐらいしか盛り上がらない仕様なのではとも思ったり。
『巨影都市』ゲームディレクターは九条一馬
このゲームの売りの一つで、絶体絶命都市というゲームにも携わっておられるゲーム界の偉人の一人です。
絶体絶命都市とは、災害に見舞われた都市から脱出するサバイバルを主にしたゲームです。
この巨影都市は、絶体絶命都市のゲームシステムによく似ていて、災害が巨影に変わったものですね。
『巨影都市』ゲームプレイ後の感想

一本道なのでプレイ時間は短いです。10時間ぐらいかな?2日でエンディングにたどり着きました。
このプレイ時間が長いと感じるか短いと感じるかは、人それぞれ。わたしには中だるみせず集中力が途切れもせずでちょうどよかったです。
巨影都市の見どころは、やはり『巨影』と呼ばれる空想科学の特撮やアニメにでてくる怪獣やヒーローたちがたくさん登場すること。
映画やアニメはスクリーン越しに見るだけ。ただの観客=傍観者でしたが巨影都市というゲームの中では主人公=当事者=プレイヤーになるのです。
よく知った怪獣に追いかけられ、かたや大好きなヒーローに助けられ…。映画やアニメでは体験できないゲームだけの特権ですね。これを味わうだけでも買ってよかったと思いました!
空想科学の特撮やアニメが好きな人にオススメしたいですね。自分自身が当事者になるこの感覚をぜひ味わってほしいです。
ただ残念なのは、版権の問題からか、ゴジラとガメラが一緒のステージに登場するコラボのようなものは発生しませんでした。各ステージごとに同じ世界線の巨影になります。
あとは、挿入歌も良かったですね。暖かすぎる歌詞と上手な歌声に泣きそうになりましたよ。
というわけで、特撮映画好きのわたしには最高のゲームでした。