夏を快適に過ごすための綿(ペアスキンコットン)の長袖のTシャツです。着心地が良く、気に入っているので、私的なインプレをしてみます。
半袖Tシャツではちょっと寒いかな?といった時に着ています。
ウォッシュアウト ペアスキンコットン®とは?
洋梨(ペア)の肌のようなざっくりとした風合いを持ち、爽やかな着心地のペアスキンコットン®素材を、製品に加工した後に洗いをかけ、着始めからしっくりと肌になじむ風合いに仕上げました。
素材の特徴ーモンベルより
それと、紫外線遮蔽率90%以上のUVカット製品でもあります。<詳細情報ーモンベル より>
ウォッシュアウトしたものと普通のものとでは違う?
わたしはペアスキンコットのTシャツを好んで着ているのですが、ウォッシュアウトしたものはこれが初めて。
ちなみにウォッシュアウトとは、生地を色褪せや色落ちしたような感じに加工したもの、または工程のことを意味します。
普通のペアスキンコットンTシャツと比べてどうなのかというと…わたしには見た目ぐらいしかわかりません。手で触ると、ウォッシュアウトの方が、ざらっとした感じ(かも…)なのですが、目をつぶって比べたらきっとわからないと思います。
実際に着てみても、違いはそんなにわかりません…。感覚の鋭い人ならわかると思いますよ、きっと…。
上記の素材の特徴の説明にもある通り、頑丈です。首回りがなかなかヨレヨレになりません。
個人差は当然あると思いますが、どちらかというと長持ちの部類だと思いますよ。
着心地は、とにかく楽。夏場がサイコーです
生地の特性や服の形状が筒になっているためか、体にまとわりつきにくいし、風通しがいいんで涼しいんですよね。
汗をかいて生地が濡れても体にそんなに張り付かないので、気持ち悪くないです。
ただ、ふつうに綿のTシャツなので、汗をしっかりかくような場面は向いてないです。びっしょり汗で濡れてしまいます。モンベルさんのホームページにも、
「発汗量の多いアウトドア・アクティビティを楽しむ際は、ウイックロン®をはじめとする通気性・速乾性に優れる高機能素材を使用したモデルをお選びいただくことをオススメします。」
アウトドア・アクティビティでの使用について
と、書いてあります。
寒い時には着ません
宣伝文句通り、夏を快適に過ごすための長袖です。
春や夏の終わり頃など「半袖Tシャツ1枚ではちょっとだけ寒いかな」とか、夏場でも「直射日光がきついかな」といった時に着れる長袖Tシャツといった位置付けかなと思います。
わたしは冬は全く着ていません。そういえば、ちょっとでも寒いと思ったら最近はすぐにヒートテック着てますね…。
ただ一つの注意点
ペアスキンコットンを採用したTシャツがお気に入りで、夏のほとんどをTシャツで過ごすわたしには必須アイテムです。
しかし、唯一の欠点というか問題が…。それは、
色落ちが激しい
ということです。普通に洗濯機にかけて何度も洗っていたら、あっという間に色落ちしますよ…。
特に紺系の色
ネットに入れて洗濯。直射日光に当たらなない場所で、裏返して干す。ということをしてちょっとはマシになりましたが、それでもはっきりとわかるぐらい色が落ちますね。
洗濯表記によると『液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる』となっていますので注意して下さい。
アマゾンで買った1枚1200円ぐらいの某U.S.Tシャツの方が色落ちはしないです。
▼ 写真のものはウォッシュアウトではありませんが、普通のペアスキンコットンです。
以前、手洗い云々で色落ちしないですよ…みたいな話をネットのどこかで見たことがあるのですが、詳細は不明。
色落ちしないように、手洗いで優しく洗っていたのですが、紺系の色はやっぱり色落ちしやすいです…。
総 評:楽に着れる1枚です
素材の綿(ペアスキンコットン)は、どの綿よりも楽に着れる綿といった感じでグッドです。
ただ、着古せる長袖Tシャツだと思いますが、価格が高すぎますね。2枚持っていますが…もっと安くして欲しいです。でも、造りも縫製も良いので、しょうがないのかも。
ちょっと残念な点は、弱い洗濯処理(わたしの家の洗濯機ではドライコースになります)で洗わないといけないのが面倒。
それでも色落ちしますが…。
2022年11月3日に追記:
こちらで紹介しているペアスキンコットンの長袖タイプを着て5年めぐらいになります。2mmぐらいの小さな損傷があるぐらいであと2年ぐらいは使えそうです。首周りもほとんど伸びていません。
ちなみに、同じ時期に買った長袖Tシャツで手元に残っているものはありません。