ストーリーはすごくカンタン、キャラクター設定もすごくカンタン、頭ポッカーンとしながらでも楽しむことができました。
ストーリーはありきたりですがこれで十分。誰でも見られる娯楽作品に仕上がっています。
この映画は、ズバリ、「映像美」と「監督のセンス」を見る映画です。
私は楽しめましたよ、2回も見に行きましたから!

- 鑑賞に影響しない範囲でネタバレしています。
映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ってどんな話?
28世紀の未来、連邦捜査官のヴァレリアンとその相棒のローレリーヌは、銀河系の様々な種族が住む「千の惑星の都市」と呼ばれる「アルファ」の危機を救うために、邪悪な陰謀や銀河を揺るがす秘密に立ち向かいます。
2017年7月アメリカで公開。監督は「レオン」や「フィフスエレメント」のリュック・ベンソンさんです。
映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の感想
必要ないんじゃないの?というぐらい長ったらしいオープニングの後、エメラルドグリーンの海と、真っ青な空に星や星雲が真昼間から見える惑星をスクリーンは映し出します。色はパステル調がメイン。くすんだ色などありません。
(映画を)見に来てよかった…
そう思わせるぐらいすごく美しい映像です。
そしてそこに住む宇宙人は、その星に負けないぐらいの美しい容姿と平和な心を持っています。
しかし、そんな美しい異星人たちの平和な日常は、彼らの星が消滅することで幕を閉じることになります。
とまあこんな感じで映画は始まりました。
そして場所も時間も変わり、ようやくこの物語の主人公、連邦捜査官のヴァレリアンとその相棒のローレリーヌが登場。
イケメン主人公ヴァレリアンはおいといて、相棒ローレリーヌの水着姿と目力に私はイチコロです。そらそうよ、ローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュさんはファッションモデルでもあります。
(映画を?)を見に来てよかった…
あまりの彼女の美しさに、
「大阪駅ビルの地下でワンコイン居酒屋を探してブラブラしていたら、ロンドンのルイビトンでショッピングをしているカーラさんとすれ違ったっていうぐらい、住んでいる世界が違うんだろうなあ~。」
って思いました。
というわけで…
前述のとおり、映画の最初から最後までとにかく映像が美しいです。監督のセンスも最高。
問題は脚本かな。万人向けのわかりやすさは良いと思うのですが、脇役のとある人物がストーリー展開のためだけに登場したのが丸わかりだったのがちょっと残念。
こんなところで別に死ななくてもいいんじゃないの?
といった感じで、ストーリー展開のためだけに消されてしまいます…。ちょっと取ってつけた感じだったので、そこだけが気になりました。
あと、ところどころ『フィフス エレメント』を思い出すシーンがありましたが、それはこの監督さんの個性なんでしょうね。
製作費2億ドル(約220億円)は半端ない!
それにしても、とにかく映像がすごすぎます。これを見るだけでも劇場に行く価値はあると思いました。
2億ドルは半端ない!
ただ、超痛快娯楽作品とはいえ脚本が当たり前すぎ。もうちょっと変化球があってもよいかなと思いました。
私の感想はこんなところです。後は皆さんで映画を見て楽しんでくださいね。
なんしかの雑談

近所のシネコンに公開初日最初の上映に行ってきたで。
観客は10人ぐらい。2D4Dともに一日一回の上映やったわ…。

アメリカでコケたそうですね。それが影響しているのかも。

内容スカスカ(ごめんなさい)だったけど悪くはなかったので、時期が良ければヒットしてたかも。

「内容スカスカ」とか「悪くはなかった」とかちょっと否定的ですけど、管理人は2回も見に行ったんでしょ?

じつは…、
エンドロールの10分くらい前に尿意を我慢しきれずトイレに行ってしまい、終わりが気になってもう一回行っただけなんや…。

そういえば管理人って映画見る時は、劇場で一番でかいサイズのドリンク飲んでますもんね。

おうよ。
映像も綺麗だし、ストーリーも簡単なので『フィフス・エレメント』『アバター』のように、TV放映で末永く親しまれるようになるんじゃないかな。
じゃあの!