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『天気の子』を見たら、久しぶりにうるっとしました【映画/感想/ネタバレ】

実は、割引券をもらったので、殺人人形・チャッキー(チャイルド・プレイ)を朝一で見に行ったのですが、夜の部しか上映しておらず、断念。

だって、ホラー映画を夜に見るのは怖くて…。

というわけで、チャッキーの代わりに、夏定番の入道雲映画「天気の子」を見てきました。

「世界の形を変えてしまったんだ」というセリフ。

「天気を操る」という特殊能力。

たった2つのワードで、ストーリーがほとんどわかってしまうような映画でした…。

でも、純粋な「愛」を見たければ、見るべし! 最高に良かったです!

ネタバレ注意!
  • 以下、ネタバレしています。
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『天気の子』ってどんな話?

家出少年・帆高と天気を操ることができる少女・陽菜が東京の片隅で出会い、自分たちの力だけで生きていこうとします。

やっぱり「愛」なのです

主人公・帆高は、ヒロイン・陽菜を助けに行くシーンで、

「青空よりも、俺は陽菜がいい!」

という突き抜けたセリフがありました。

世界の命運よりも一人の女性というわけです。

チャッキーを見に来たのに、朝からいきなりこれですよ…。

なんて言ったらいいのか…、難しく例えると、ロボット工学の三原則から逸脱してしまって、陽電子頭脳が破壊された感じ?

簡単にいうと、ショックを受けて、めまいでクラクラした感じに襲われました。

でもそれは、なつかしくて、晴天の空のようにスッキリした感覚。

好きな女の子の存在って、世界のどんなものよりも大きくて、大切なものなんだということを思い出しました。

最近わたしは、ナイフを持って生まれてきたんじゃな〜い? というぐらい心が荒(すさ)んでいたのですが、このときばかりは、やっぱり「愛」なんだよなって、うるっとしてしまいましたよ。

というわけで、感動に包まれながらの映画鑑賞が終わり、いい気分で外を歩いていたのですが…。

しばらくしてから、

「ちくしょう、(映画の主人公たちのように)俺は誰からも愛されてねーし、愛してもいないー!!」

とかいう嫉妬がふつふつと…。「業」ってやっぱり深いものなのですね。

食わず嫌いはいけない

基本に忠実で、まるでお手本のようなストーリー展開。先が読め過ぎて、次はどうなるんだろうかとかいうワクワク感がほとんどありませんでした…。

しかし、監督の伝えたいことがしっかり伝わり、心にずぶりと突き刺さる映画でした。

新海監督すごい! 抽象的な表現に頼らず、エンタメでありながらここまで奥の深い作品を作れるなんて!

賛否あるみたいですが、ハッピーエンド(?)なのもいいですね。

軟派な内容なので毛嫌いする人もたくさんいるでしょうが、良い映画ですよ。おすすめです。

そうそう、チャイルド・プレイ最新作は、Amazonビデオで見ます。どうせすぐに会員特典の無料で見れるようになるでしょうから!(ごめんよ、チャッキー)

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