一般的な大阪観光では行かないような場所を9つ紹介したいと思います。ディープすぎると行きづらいので、誰でも行けるような場所ばかりを選定しました。
1:餃子酒飯大阪王/ぎょうざの満洲・大阪市、京橋駅周辺
大阪市城東区の京橋駅周辺には餃子をメインにチェーン展開している店舗がいくつかあります。その中でも「大阪王」と「ぎょうざの満洲」さんは関西圏ではあまり見かけないので、紹介しておきます。
大阪王 京橋総本店・大阪市都島区

「大阪王〇」ではありません、「大阪王」です。大阪の京橋に総本店があります。
大阪で、最もコスパの高い餃子を食べさせてくれるお店の一つではないでしょうか。
料理の価格は、餃子の~・大阪王~よりもちょっと高いくらい。
ぎょうざの満洲 JR京橋駅店・大阪市都島区

そして、京橋には埼玉県に本社を置くぎょうざの満洲があります。
こちらは関東一円が主なチェーン店ですが、関西圏(大阪・兵庫/2022年9月時点)にも店舗を展開しておられます。関西以西に住む人の観光にもいいかなと思います。
なぜなら、おいしいので。
モチモチで厚めの皮とあっさりとした餡が特徴の餃子で、手作りの餃子に近い感じです。オススメしておきます。

大阪王は、大阪と兵庫にしかないお店(2022/9/13時点)です。
大阪王将の創業者は餃子の王将の親戚というのは有名な話ですね。
そして、大阪王は大阪王将だった店舗が独立したものという話があります。
しかし、大阪王のHPを見ると「弊社は某大手チェーン店様とは一切関係ございません。また、独立もしておりませんので、お間違えのないように。」との記載が…。
2:天神橋筋商店街・大阪市北区
天神橋1丁目から6丁目まで、南北 2.6Km の日本一長いアーケード商店街といわれています。
NHK 朝ドラ「ちりとてちん」や「ごちそうさん」の舞台にもなりました。最近のアニメだと「ジャヒー様はくじけない!」にちょこっとでてきています。
わき道に入っても飲食街やらが続いているので、行くたびに面白いお店を発見します。
大阪は、難波の繁華街が観光地として有名ですが、こちらは大阪庶民の街。大阪を楽しみたいのならこちらもぜひ寄ってみてください。


3:万博記念公園・大阪府吹田市

1970年に開催された日本万国博覧会の跡地を整備した公園です。太陽の塔が有名。
公園内には様々な施設があり、一日ではすべて回りきれないでしょう。
とりあえず、一度も訪れたことがないのなら、公園内の「太陽の塔内部見学(要予約)」「Expo’70 パビリオン」「国立民族学博物館」からまわってみては。
Expo’70 パビリオンの「鉄鋼館・スペースシアター」は、当時のまま!

太陽の塔はよく知られていますが、「鉄鋼館・スペースシアター」はあまり知られていないのではないでしょうか。
70年万博当時のままの施設、当時のものが多数展示してあり、太陽の塔を見学した後に必ず寄りたい施設だと思います。
国立民族学博物館(みんぱく)

民族学や文化人類学を中心として、研究・展示を行っている博物館を持った研究所です。
博物館が広く、展示品がとにかく多い!すべて見て回ろうとしたら一日は余裕でかかってしまいます。興味のある分野だけにメインに回ったほうがいいかもしれません。

70-80年代に少年時代を過ごした関西人は、太陽の塔の前で「シェー」のポーズをしている写真を持っている(はず)。
4:大阪駅前ビルの地下街・大阪市北区
大阪の都心部「梅田」にある大規模なビル群で、第一ビルから第四ビルまであります。
地下のテナントは、飲食・金券ショップ・マッサージ・ゲームセンター・古書/レコード・大人のDVD などなど、あらゆる業種のお店がたくさん入っています。
もし、大阪駅周辺に出かけたら、飲酒やお昼ごはんは、ここで食べてもいいかも。サラリーマン向けに安くておいしい店がたくさんありますよ!

お昼ごろ、駅ビル地下の居酒屋さんからふらりと出てきた兄ちゃんが、驚愕の表情で辺りを見渡しながら「天国やんけ…」とつぶやいたのを聞き逃しませんでした。私もそう思います。
天国の次は地獄です。
5:全興寺(せんこうじ) 地獄堂・大阪市平野区

大阪市平野区にある高野山真言宗のお寺です。
小さい規模ですが「地獄堂」「小さな駄菓子屋さん博物館」といった施設があり、心を浄化して帰ることができますよ。

全興寺周辺は、平野東商店街、平野中央本通商店街があります。大阪の下町を体験できるのでオススメしておきます。
6:なみはや大橋・大阪市港区と大正区を結ぶ
大阪市港区と大正区を結ぶ尻無川に架かる橋です。全長は1,710m、船を通すために、水面上最も高いところで45mもあります。
大阪ベイエリアや大阪都心の大パノラマを楽しむことができる夜景スポット。
2014年に車の通行料金が無料化。徒歩でも渡れます。高いところが苦手でなければ、ぜひ。

「なみはや」とは、大阪を意味する「浪速(なにわ)」を訓読みした言葉。
もともと「なみはや」(古事記)と呼んでいたそうですが、訛っていって「なにわ」になったという説があります。
また、「なにわ」とは「魚(な)庭(にわ)」といって、魚がたくさん獲れたからという説もあります。
8:ひらかたパーク・大阪府枚方市
愛称を「ひらパー」といいます。
なんと、現在まで営業している日本の遊園地として、もっとも古い歴史を持っています!(東京の浅草花やしきは一度閉園しているので…)
極めて普通の遊園地ですが、USJ やら不況やらで、関西各地の遊園地が閉園する中、生き残りをかけて様々な企画を繰り出しています。
そのなかでも、二代目イメージキャラクター「超ひらパー兄さん」に、地元枚方出身のV6・岡田准一さんを起用した企画が大当たりして、集客を大きく伸ばしました。
※ 2017年度の来園者数は、120万人を超えて、遊園地としては全国3位(鈴鹿サーキット、よみうりランドに次ぐ)と大健闘。

枚方市在住者から「ひらパーでデートをしたカップルは必ず別れる」という話を聞いたことがあります。
吹田市在住者からは「EXPOランドでデートしたカップルは必ず別れる」という同じような話を聞きました。
遊園地にはつきものの都市伝説なんですかね。
8:生駒山上遊園地・奈良県生駒市
標高642mの生駒山山頂周辺に1929年に開園した遊園地で、現存する大型遊具としては、国内最古の「飛行塔」があります。
奈良県生駒市にありますが、大阪平野・大和盆地・山城盆地が見渡せるので紹介しておきます。
夏は、夜の9時頃まで営業しているので、涼みに行くといい感じです。夏の大阪旅行の締めにどうでしょうか?
営業日は3月中頃から12月の初めまで。休園日は毎週木曜日(祝日及び春休み夏休み期間は営業)です。詳しくは営業カレンダーで。

子供の頃、父親に連れて行ってもらいました。夜の遊園地は夢の中のような…(涙)
+ α(アルファ)?:ぼちぼちいこか 上田正樹と有山淳司
最後に楽曲を。
大阪のご当地ソングといえば、真っ先にBOROの「大阪で生まれた女」や、欧陽菲菲の「雨の御堂筋(原曲はベンチャーズ!)」を思い浮かべます。(歳いくつやねん)
そして、大阪のソウルソングといえば、1975年に発売された上田正樹と有山淳司のファーストアルバム「ぼちぼちいこか」です。
オープニング曲「大阪へ出てきてから」に含まれる街の音声が懐かしすぎて…。
「古き良き時代の大阪」がたくさん詰まったアルバムです。
つづく~
大阪は何もないとよく言われますが、意外にいろいろありますので、よかったら遊びに来てください。