引き続き、一般的な大阪観光では行かないような場所を9つ紹介したいと思います。ディープすぎると行きづらいので、誰でも行けるような場所ばかりを選定しました。
今回は、水の都らしい観光スポットだけを5つ紹介します。
1:大阪の渡し船・大阪市
大阪市HP より
大阪市内には、無料で運営している渡船場が8か所あります。
数年前から、観光地でない大阪湾岸の風景に触れることができるという事で、ひそかな人気を呼んでいます。
おススメは、「①天保山渡船場」「⑥千本松渡船場」「③千歳渡船場」。
利用できるのは、徒歩と自転車のみ。滞在が少し長い旅行や出張時に、自転車をレンタルして巡ってみては?
あまり人がいない感じなので、のどかというか、ゆっくりした時間が流れていていい感じです。
また、写真を撮るのに良い風景があちこちにありますよ。
- 市民の生活を支える交通インフラなので、通勤通学・帰宅の時間帯は遠慮しましょう。また、船の上での撮影は禁止です。
2:大阪のリトル沖縄・大阪市大正区
大阪市大正区は沖縄から移住してきた人が多いエリアです。区全体が運河に囲まれていて、南北に長い島状の地形になっています。
公共交通機関による大正区内の移動は、電車がはしっておらず、バスがメインになります。
大正区のおすすめホルモン店
大正区には豚を使った有名なホルモン焼き屋さんが点在しています。
もし、西成区の某有名店は敷居が高いと感じられたら、 ぜひ大正区のホルモン店へ行かれてみては。そんなに力まなくても入れるおいしいお店を紹介しておきます。
- ホルモン ちから:全国で有名な西成区「やまき」の兄弟弟子がやっておられるそう。
- 沖縄風ホルモン宮城ホルモン店:にんにく/しょうが/唐辛子なしで子供から大人まで楽しめます。
- 豚ホルモン あきやす:IKEA鶴浜(大正区鶴町)の行き帰りに立ち寄れます。
※どの店舗もテイクアウト可能です。
宮城ホルモン店さんに年二回ぐらい訪れ、オリオンビール片手に串焼きホルモンを堪能しています。
店主はジェントルマン!誰でも入店しやすいのでおすすめです。
TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)
「TUGBOAT TAISHO」は、大正区の最北端にある尻無川に面したタグボート(引き船)を模した複合施設。
ちょっとした非日常的な空間を楽しみながら食事するのにもってこいの場所です。
3:大阪市中央公会堂・大阪市北区
大阪市中央公会堂(通称・中之島公会堂)は、大阪市北区を流れる堂島川と土佐堀川に挟まれた中州の東側にあり、1918年(大正7年)に竣工しました。
大阪市中央公会堂ははルネサンス様式の美しい外見と、天地開闢(てんちかいびゃく・世界が初めて生まれたという日本神話)が描かれた天井画・壁画が特徴です。
大阪市中央公会堂の見学・ガイドツアー
中央公会堂の建物内を見学したり、オリジナルランチコースのついたガイドツアーに参加したりすることができます。
大阪市中央公会堂のウォールタペストリー(プロジェクションマッピング)
11月初めから翌年1月の終わりまで毎年行われている「大阪・光の饗宴」のコアプログラムのひとつ「OSAKA光のルネサンス」のメインが中央公会堂のウォールタペストリー(プロジェクションマッピング)です。
中之島まつり
5月3・4・5日の3日間、大阪市役所・中之島図書館・中央公会堂・中之島公園一帯で行われる市民のお祭りです。
ステージイベント・手作り遊園地・映画祭・フリーマーケット・屋台などがあります。ゴールデンウイーク中に大阪を訪れることがあれば、ぜひ。
大阪市中央公会堂周辺の主な施設
- 大阪府立中之島図書館
1904年にネオ・バロック様式で建てられ、1922年に現在の形に。吹き抜けの空間の大階段と天井の青銅製円形ドームが特徴。 - 大阪市立東洋陶磁美術館
住友グループ21社から大阪市に寄贈された世界的に有名な「安宅コレクション」を核として1982年に設立。 - こども本の森 中之島
建築家・安藤忠雄氏設計の児童図書館。
中之島・大阪市中央公会堂付近は、大阪市内で最も落ち着いた場所。大阪の歴史が詰まった場所でもあります。
4:インテックス大阪・大阪市住之江区
大阪国際見本市会場(愛称・インテックス大阪)は、大阪南港・咲州(人工島)にある催し物をする会場です。東京ビックサイト、幕張メッセについで、国内3番目の延床面積となっています。
関西旅行の際、なにか大きなイベントがないかチェックしておくと良いと思います。
公式サイトでは、催し物の検索ができます。
ATC(アジア太平洋トレードセンター)
ATC(アジア太平洋トレードセンター)は、大阪南港・咲州(人工島)にある大型複合施設です。
最近は、小さい子供さんがいるファミリー向けのイベントを多く開催しています。
また、大阪湾を望む絶好のロケーションということもあって、関西のコスプレイヤーに人気のスポットになっています。
インテックス大阪に行ったあとは、ATC または WTC で食事または休憩をとってから帰る人が多いですよ。
インテックス大阪から徒歩で12~4分ぐらいです。
5:私立枚方宿鍵屋資料館・大阪府枚方市
私立枚方宿鍵屋資料館は、1997年まで料理旅館だった「鍵屋」の建物を利用しています。江戸時代には宿屋を営み、幕末頃になると淀川三十国船の「船待ち宿」として繁盛しました。
現在は、三十国船(乗り合い舟)に飲食物を販売する「くらわんか舟」(茶舟)で有名な枚方宿の歴史を伝える資料館となっています。
くらわんか舟の名前の由来は、乗客に「くらわんか(食べませんか?を乱暴にした言葉)」と声をかけて販売していたから。
私立枚方宿鍵屋資料館周辺の主なお店や施設
枚方宿周辺(鍵屋資料館)を訪れる際は、毎月第2日曜日に開催されている「枚方宿くらわんか五六市」や周辺施設の利用と合わせるのがベスト。鍵屋資料館だけでは物足りないでしょう。
+α?:家庭用タコ焼き機
大阪府守口市の山岡金属工業さんが、1962年に日本で初めて家庭用タコ焼き機を開発し、大阪では大ヒット商品となりました。当時、嫁入り道具として購入する人もいたそうです。
私の家にも、山岡金属工業さんのタコ焼き機(おそらく2代目ですが50年選手です!)があります。パッパパッパと手際よく大量に作りたいのなら、やっぱりガスが一番ですね。
つづく~
今回は、水辺にあるスポットに焦点を当ててみました。枚方宿は水辺から少し離れていますが。
まだまだ色々なスポットがたくさんあるので、またの機会に紹介したいと思います。ありがとうございました。