「ロード中の待ち時間ってどれぐらい短縮できるのかな?」と思ったので、PS4Pro の換装前の HDD と、後の SSD の ロード時間を比較してみました。
サンプルをあまり取りませんでしたが「SSD ってやっぱり速い!」という感想を持ちましたよ。
以下の条件で、比較してみました。
- PlayStation4Pro 内蔵ストレージHDD1000GBと内蔵ストレージSSD500GB
※元のHDD1000GBと換装したSSD500GB(6Gb/s)の比較
HDD は、最初から PS4Pro に内蔵していたものを。 SSD は、Amazonから購入したもので比較してみます。
▼ 換装した SSD です。
HDD と SSD のロード時間を9項目で検証
手元のストップウォッチで計測するので、小数点以下は私の反射神経になるかと思います…。
1:レッドデッドリデンプション2・データディスクのインストール(コピー)時間
レッドデッドリデンプション2(以降、RDR2)のBlu-ray ディスク(DATA ディスク 41.631GB のみ)をコピーした時間。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 78分59秒 |
SSD500GB | 77分20秒 |
ほんの少しだけ、SSDの方が勝っています。
2:RDR2・ホーム画面の起動からタイトル画面までのロード時間
PS4Pro のホーム画面から RDR2 を起動して、タイトル画面が表示されるまでの時間。3回計測したときの平均です。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 35秒33 |
SSD500GB | 31秒38 |
他のゲームもそうですが、ホーム画面からの起動は、それほど速くならないようです。
Blu-ray ディスクで購入したゲームの起動時は、起動ディスクが必要になりますので、ゲーム起動時は、ダウンロード版の方が速いです。
それから、音声やムービーシーンをディスクからロードするゲームであれば、ダウンロード版の方が若干速くなるかもしれません。
ただ、どちらも気になるレベルではないと思いますので、ディスクの入れ替えが面倒なら、ダウンロード版をおススメします。
3:RDR2・DEAD画面からゲーム再開までのロード時間
チャプター1のクマにやられる。上手な人は、仕留められるそうですが…。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 6秒51 |
SSD500GB | 5秒12 |
ゲーム序盤なので、読み込むデータの量が少ないからか、あまり変わりませんね。
ゲームが再開するまでの時間は、DEAD した時の条件によって、違ってくるかと思いますが、参考までに載せておきました。
4:RDR2・DEAD画面からゲーム再開までのロード時間
コルム一味への襲撃で死亡。同じようなシーンで3回計測したときの平均です。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 8秒90 |
SSD500GB | 8秒10 |
誤差の範囲内ですが、3回ともSSDのほうが速かったです。
SSD に換装したら、何でも無条件に速くなると思っていたのですが、そうでもないみたいでした。
5:RDR2・DEAD画面からゲーム再開までのロード時間
列車強盗で仲間が死亡。同じようなシーンで3回計測したときの平均です。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 17秒52 |
SSD500GB | 7秒34 |
速い!これまでの結果が芳しくなかったので、SSD に換装しなくても良かったかな…と心配してしまいましたが、ロード時間が長い場所では、SSD の威力をしっかりと発揮してくれたようです。
6:サマーレッスン / アリソン・レッスン一日目のロード時間
レッスン一日目のロード時間を3回計測したときの平均です。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 11秒01 |
SSD500GB | 10秒38 |
ほとんど変わりませんでした。
ただ、ロードばかりのこのゲーム。全体的に少しだけ速くなっている感じ…。
7:WIPE OUT・ホーム画面の起動からタイトル画面のロード時間
3回計測したときの平均です。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 21秒25 |
SSD500GB | 18秒66 |
そんなに差が無い結果となりました。やはりゲームの起動時間は、どれもあまり変わらないようです。
8:WIPE OUT・機体を選んでからコースのロード時間
3回計測したときの平均です。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
---|---|
HDD1000GB | 19秒20 |
SSD500GB | 8秒45 |
すごい、半分以下に! データを一度にたくさんロードする場面では、SSDはしっかり仕事をしてくれます。
9:マンガカケール・チュートリアルデータのロード。
チュートリアルの第一話ジェネレータ 学園コミック編をロード。
PS4Pro内蔵ストレージ | かかった時間 |
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HDD1000GB | 4秒89 |
SSD500GB | 4秒56 |
もともとロード時間が短く、ほとんど変わりませんでした。
まとめ
サンプルが少ないので、一概には言えませんが、
ゲームの起動は、SSDの方がわずかに速いぐらいで、体感できるほどのものではないようです。他に計測しておられる方の結果も同じような感じですね。
しかし、ゲームの途中で、一度にたくさんデータを読み込む(ロード)ようなソフトは、SSD の速さを実感できるようです。
たとえば、モンスターハンターワールド・Fallout4・Witcher3 Wild Hunt・ファイナルファンタジー ・レッドデッドリデンプション2・などなど。
重量級のゲームは、SSD の恩恵をしっかりと受けられそうですね。
いま、レッドデッドリデンプション2をプレイしていますが、下手すぎて死にまくりで、SSD に換えといてよかったな、と思っています。
SSD 換装であまり効果がなかったのは…
マンガカケールや、サマーレッスンのような、一度に読み込むデータが少ないゲーム(または、ライトゲーム)。
たとえば、ASTRO BOT を簡単にプレイしてみましたが、HDD とほとんど変わりませんでしたし。
おわり
SSD の恩恵を受ける場面は、上記のような、ロード時間が本当に長い…と感じる場面のあるゲームぐらいでしょうか。
でも、そういうゲームこそ、高速な SSD が必要になるわけで。
もっとサンプルがあればよかったのですが、はやく、レッドデッドリデンプション2 で遊びたかったので、あまり計測しませんでした、スミマセン。
というわけで、最後まで読んでくれてありがとうございました~。