絶体絶命都市のファンゆえに発売当日に手に入れました。そして、ほぼ3日でゲームクリア。
正直に言って、私的には残念な出来….。
というわけで、プレイ後の感想と絶体絶命都市4Plusの今後(?)をちょこっと書いて終わりにしたいと思います。
- 以下、ネタバレしています。
ゲームとしてカタチになってない…
フレームレートが低いとか、グラフィックがPS3.5だとか、ゲームのテンポが悪いとか…。そんな些細なことは、絶体絶命都市ファンの私にはどうでもいいお話です。
しかし…そんな私でさえ、流石に擁護できないほどのクオリティーの低さ…。
プレイヤーがダメージを受けると減っていく「ライフゲージ」があって、これが無くなるとゲームオーバーとなります。
しかし、「ライフゲージ」が影響するようなシーンがほとんどありませんでした。
他にも、ストレス・空腹・排泄・のどの渇きといったパラメーターもありましたが、ゲームプレイにそれほど影響せず。
こういったアクションゲームに必須のパラメーターが機能しておらず、シナリオを追うだけのアドベンチャーゲームになっています。
しかし、
そのシナリオがちょっと…。
シナリオらしきものが途中で終わっているものがあり、登場人物の行く末が分からないまま。
また、主人公の目的がはっきりせず、プレイヤーはただただ探索するだけ。知らないうちにゲームが終わっていましたよ。
とにかく、未完成…。
そして、わたしが最もチョウザメじゃなかった、興(きょう)ざめしたのは、2つ目のバイクを手に入れるシーン。
1つ目は、アドベンチャーゲームらしく、ちょっとだけ苦労をして手に入れました。簡単すぎてモヤモヤとした感情がわきましたが、まあいいでしょう。
そして問題の2つ目は、ミニゲームの始まりって感じで、道の真ん中にぽつんと不自然な感じで置いてるんですよ。
すなわち、アクションもアドベンチャーの肝であるシナリオも中途半端で未完成。
「この出来でよく発売したな~、しかもフルプライスで…」
というのが私の率直な感想です。
絶体絶命都市4Plus の後日談が配信!
エピソード「後日談・前編」が無料配信されています。案外?好評なようで、時間があったら私もプレイしてみたいと思います。
そして、「後日談・後編」が有料配信されました。 (2019/7/9時点 1200円)
総評:絶体絶命都市5に期待!
私の購入するゲームにハズレはない!
と自負していましたが、そんな自己満足は『絶体絶命都市4Plus』によって、あっさりと崩れ去ってしまいました…。
プレイしてみたい人は、価格がぐっと下がったパッケージ版をおススメしておきます。
それから、開発元の Granzella さんに一言。他にないタイプのゲームなので、絶体絶命都市5を期待しています!
ちなみに、PSVR 対応ですが、自由度が全くなく、オマケ程度のものなので期待しないように…。
絶体絶命都市5は開発中!
2022年3月31日、開発元のグランゼーラが『絶体絶命都市5』が開発中であることを動画配信で明らかにしています。
ストーリーは、絶体絶命都市(初代1)の3年後で絶体絶命都市2の間の話になるそうです。
そしてなんとオープンワールドで。
くわしくは、ファミ通さんのHPに書かれているのでこちらをどうぞ。
おわりに
物語終盤、かなりつらい出来事がいくつか発生します。
もし、製作者さんが「災害の前に人間は無力」「人間が一番怖い」という意味をそこに込められているのなら、ゲームの出来からして、作品やテーマに真剣に向き合って作ったのかな? という疑問しか残りませんでした。(キツイ言い方でゴメンナサイ)
というわけで、辛口な感想になってしまいました。